幌延_評価書_15章 その他環境省令で定める事項
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今後の手続きにおいては、地域住民等への積極的な情報提供や住民説明会の開催等により相互理解の促進に努め、事業計画の検討にあたっては、地域住民等のご意見も踏まえながら慎重に進めてまいります。 本ページに記載した内容は、環境影響評価方法書に記載したものである。 表 15.1-2(2) 配慮書に対する一般の意見と事業者の見解 一般の意見 No. 3 ■基本的な考え方 利尻礼文サロベツ国立公園には、どこまでも何もない平原やそこから眺める雄大な利尻山の景観を求めて多くの人が訪れます。また、渡り鳥にとっては国内有数かつ国際的にも重要な渡り経路が存在し、特に水鳥にとって国際的に重要な生息地であるラムサール条約登録湿地やバードライフ・インターナショナルと(公財)日本野鳥の会が指定する重要野鳥生息地(IBA)があることは、この地域がいかに豊かな生態系を有しているかを示しています。 私たちは風力発電施設(以下、風車という)の導入が地球温暖化対策等に果たす役割や重要性を理解していますが、他の風力発電事業を含め、宗谷地方を覆うような風車建設計画全体に対して様々な問題点があると考えます。加えて、現状ではこの地域において、豊かな生態系が織りなす景観の重要性が十分に認識されておらず、渡り鳥の生態等について明らかになっていない点が多く存在します。 このような中で、急激な風車建設が宗谷地域に集中することにより、今後、永きに渡って同地域において利用可能な観光資源としての自然環境を大きく損なう恐れがあると懸念します。 風車の建設により、宗谷地域の自然環境にとって大きな影響が懸念されるため、協議会などの開かれた場で、地域住民や関連団体が内容を充分に理解したうえで、十分に時間をかけて風車建設の是非を協議すべきと考えます。 事業者の見解 15-12 (1594)

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