幌延_評価書_10章2~4(保全措置、事後調査、総合評価)
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・造成・基礎工事で発生する掘削土等は、原則として埋め戻しや引き均し、盛土等により対象事業実施区域内ですべて処理を行い、土捨場の設置や場外への搬出は行わない。 生態系 ・音声発生装置を風力発電設備に設置し、渡り時期の夜間に忌避音を発することで、渡り鳥等の風力発電設備への衝突確率を低減させる環境保全措置を実施する。また昼間には、定期的に警戒音を発することにより、風力発電設備に接近する希少猛禽類等への注意喚起を促すなど、衝突確率を低減させる環境保全措置を実施する。 ・既存道路等を可能な限り流用することで、改変面積を最小限にとどめる。 ・動物の生息環境を保全するため、改変区域外への必要以上の立ち入りを制限する。 ・可能な限り送電線を地中埋設することで、鳥類等の移動経路を確保する。 ・動物の生息環境の分断を低減するため、落下後の這い出しが難しいU字溝は使用しない。 4) 景観 ① 地形改変及び施設の存在 ・風力発電機は、景観との調和を図るため、明度・彩度を抑えた塗装とする。 ・既設風力発電所のヤードやアクセス路を極力活用し、新たな改変は最小限にとどめる。 ・変電設備と風力発電施設を接続する送電線については、可能な限り地中埋設とする。 ・風力発電機は、道道106号線沿いに可能な限り直線で配置する。 5) 人と自然との触れ合いの活動の場 ① 地形改変及び施設の存在 ・風力発電機は、周囲の環境になじみやすいように明度・彩度を抑えた塗色とする。 ・既設のヤード及び管理用道路を可能な限り流用することで、改変面積を最小限にとどめる。 ・変電設備と風力発電施設を接続する送電線については、可能な限り地中埋設とする。 10.2-6 (1490)

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