幌延_評価書_10章1.6 環境影響評価の結果(景観)
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・サロベツ原野駐車公園 注:パターン1(既設の風力発電機28基が設置されている状態)、パターン2(リプレース後の風力発電機5基が設置されている状態)、パターン3(リプレース後の風力発電機5基に加え、近隣で計画されている他事業の風力発電機14基が設置されている状態)、パターン4(風力発電機が設置されていない状態)を示す。 また、水平的景観については、パターン1(既設の風力発電機28基が設置されている状態)、パターン2(リプレース後の風力発電機5基が設置されている状態)、パターン3(リプレース後の風力発電機5基に加え、近隣で計画されている他事業の風力発電機14基が設置されている状態)、パターン4(風力発電機が設置されていない状態)の4パターンについて、5段階評価での回答を得た。回答結果は図 10.1.6-10に示すとおりである。 いずれの地点においても、パターン1(既設の風力発電機28基)の「良い」「どちらかというと良い」と答えた回答者が最も多かったことから、現状において、オトンルイ風力発電所が存在する風景が受け入れられていると伺えた。 また、リプレース後のパターン2及びパターン3については、いずれの地点においても、大きな差は見られず、累積的影響は小さいものと考えられた。 ・利尻礼文サロベツ国立公園 幌延ビジターセンター 図 10.1.6-10 回答者の本事業における風力発電機の見え方(水平的景観) 本事業計画における風力発電機の塗装色の選好性 「サロベツ原野駐車公園」、「天塩川河川敷」のフォトモンタージュ写真を用い、建替え後の風力発電機の塗装色について質問した。回答は図 10.1.6-11に示すとおりである。最も目立ちやすいとされる白色と、使用予定色であるライトグレーの2色を提示したところ、いずれの地点においても、白色が「良い」と好まれる傾向にあった。目立ちやすい白色が多く選ばれた要因としては、図 10.1.6-7に示したとおり、風力発電所が大多数の回答者に受け入れられており、風車に対してより存在感を求めた可能性があると伺えた。 1.パターン1(n=300)2.パターン2(n=300)3.パターン3(n=300)4.パターン4(n=300)1.パターン1(n=300)2.パターン2(n=300)3.パターン3(n=300)4.パターン4(n=300)5(良い)4(どちらかというと良い)36.720.319.321.728.75(良い)24.34(どちらかというと良い)21.321.729.03(どちらともいえない)30.023.722.03(どちらともいえない)28.026.724.320.32(どちらかというと悪い)22.039.740.733.32(どちらかというと悪い)33.037.036.736.31(悪い)7.34.05.06.05.311.312.310.71(悪い)9.09.711.35.75.36.05.09.310.1.6-62 (1402)

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