幌延_評価書_10章1.5(生態系)【公開版】_リンク削除
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生息区分 樹林性鳥類群集 草地性鳥類群集 既設風力発電設備から500m以内で個体数が多くなる種 コゲラ、ハシブトガラ、シジュウカラ、アリスイ、アカハラ コゲラ、アカゲラ、ハシブトガラ、コガラ、 エゾセンニュウ、ノゴマ、ホオアカ、アオジ キジバト、モズ、ヒバリ、ノゴマ、ノビタキ、ビンズイ、ホオアカ、アオジ、オオジュリン ウグイス、コヨシキリ、オオジシギ、シマセンニュウ、エゾセンニュウ、ノゴマ、ノビタキ、ホオアカ 既設風力発電設備から500m以内で個体数が少なくなる種 コサメビタキ、キビタキ、マヒワ、イスカ、アカゲラ、クマゲラ、キクイタダキ、ヤブサメ、エナガ、センダイムシクイ、キバシリ、コガラ、ヒガラ、ゴジュウカラ、コマドリ、カケス、ニュウナイスズメ、ツグミ、ウソ、シメ 計5種 ツミ、コサメビタキ、キビタキ、アオバト、マヒワ、イスカ、センダイムシクイ、ヒガラ、シジュウカラ、ゴジュウカラ、アリスイ、コマドリ、カケス、アカハラ、ウソ、シメ 計4種 ツバメ、カワラヒワ、カワラバト(ドバト)、モズ、オオジシギ、ヒバリ、シマセンニュウ、ノビタキ、ツメナガセキレイ、ハクセキレイ 計4種 ウグイス、コヨシキリ、カワラヒワ 計9種 カワラヒワ、ヒバリ、ツメナガセキレイ、ハクセキレイ、ビンズイ 計8種 <新設風力発電設備の設置による影響範囲の変化で増加・減少する種> 既設風力発電設備から500m以内で個体数が少なくなる種については、影響範囲の面積が減少することで個体数は増加するが、既設風力発電設備から500m以内で個体数が多くなる種については(表 10.1.5-53参照)、影響範囲の減少に伴い個体数が減少すると予測される。 逆に影響範囲の面積が増加する針葉樹林では、500m以内で個体数が多くなる種(コゲラ等)は増加すると予測される。 表 10.1.5-53 環境類型区分毎の既設風力発電設備から500m以内で増加・減少する種 <まとめ> 直接改変以外の影響を受ける範囲は、新設風力発電設備で既設風力発電設備より8.2%減少し、「樹林性鳥類群集」、「草地性鳥類群集」については、環境類型区分ごとの影響範囲の増減により個体数が変化すると予測された。 「樹林性鳥類群集」については、総個体数に対して2.1%減少すると予測され、「草地性鳥類群集」については、総個体数に対して2.9%個体数が増加すると予測された。しかし、増減の割合は小さいことから、調査地域の鳥類群集を指標とした生態系典型性には大きな変化は生じないと予測される。 環境類型区分 針葉樹林 広葉樹林 自然草地(乾性) 自然草地(湿性) 耕作地・二次草地 直接改変以外の影響範囲の増減 増加 減少 減少 減少 減少 計20種 計16種 計10種 計3種 計5種 10.1.5-115 (1335)

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