幌延_評価書_10章1.3 環境影響評価の結果(動物)【公開版】
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 小鳥類は主に夜間に渡りをするが日中も含めた24時間の調査データを用いた。  春渡り期は4~5月、秋渡り期は9~10月とした。  レーダー調査で得られた鳥類の飛跡確認例数を高さ方向の断面メッシュで集計した。  レーダー調査断面を50mメッシュで区分し、それぞれの飛跡確認例数を計数した。  飛跡確認例数は雨や霧等のノイズ発生時間を除いた有効時間あたりの数字を算出し、24時間1 球体モデルに基づく区画法による風車への鳥類衝突数の推定(山階鳥学誌(J. Yamashina Inst. Ornithol.),47: 95‒121, 2016) (イ) レーダー調査 鳥類の渡り時期における渡り鳥(主に小鳥類)の衝突に係る影響予測については、「鳥類等に関する風力発電施設立地適正化のための手引き. 環境省自然環境局野生生物課、平成23年1月、平成27年9月修正版」(以降、「環境省モデル」という。)及び「球体モデルによる風車への鳥類衝突数の推定法.由井・島田、平成25年」(以降、「球体モデル」という。)に基づき、レーダーを用いて測定した鳥類の飛跡数を用い、鳥類の渡り時期における渡り鳥(主に小鳥類)の衝突例数を定量的に予測した。予測衝突数算出に用いた新設及び既設の風力発電機の数値は表 10.1.3-84に示したものを用いた。 [レーダー調査の測定結果を用いた渡り鳥の衝突数の試算] ブレード・タワー等への接近・接触に係る影響予測では、渡り鳥(主に小鳥類)を、レーダーを用いて測定した飛跡確認例数を用い、以下の方法で衝突例数を予測した。予測衝突数算出に用いた新設及び現状の風力発電機の数値を表 10.1.3-84に、風車メッシュの飛跡確認例数及び、総飛跡長を表 10.1.3-86に示す。 あたりの飛跡確認例数に換算した。 150m、既設100mとした。 「風車メッシュの総飛翔距離」= 「飛跡確認例数」×「理論的平均長※1(風車メッシュの平面距離×0.7935)」 全基数に換算して算出した。  風力発電機の高度Mに該当する、断面メッシュの飛跡確認例数を計数した。  風車メッシュは、風力発電機のローター直径が収まるよう平面メッシュの1辺の長さを新設 風車メッシュにおいて、総飛翔距離は以下の式で算出した。  調査範囲全域における全風力発電機における総飛跡距離の合計は、鳥類が調査範囲を同程度の密度で飛翔したと仮定し、風車メッシュの総飛跡距離を新設、既設、隣接の風力発電機の10.1.3-500 (998)

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