幌延_評価書_10章1.3 環境影響評価の結果(動物)【公開版】
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iii. カモメ類 <2019年9月~11月:秋季> カモメ類の飛翔経路(図 10.1.3-204)を見ると、主要な飛行ルートは海岸沿いであり、海岸の沖合や国道より西側のハマナス群落上を飛翔する個体が多かった。稀に東側の樹林地上空や湿地上を飛翔する個体が見られたが、個体数及び例数は非常に少なかった。 <2020年3月~5月:春季> カモメ類の飛翔経路(図 10.1.3-205)を見ると、海岸沿いのみを飛翔しており、樹林地上を飛翔する個体は確認されず、すべて海岸沿いを飛翔していることが確認された。秋季より多くの個体の渡りが確認された。 <2020年9月~11月:秋季 カモメ類の飛翔経路(図 10.1.3-206)を見ると、2019年と同様に海岸沿いを飛翔する個体が多く、稀に内陸や東側の湿地等を飛翔する個体が確認された。 <2021年3月~5月:春季> カモメ類の飛翔経路(図 10.1.3-207)を見ると、多くは海上及び海岸沿いを飛翔していた。なお、カモメ属の一種は、オオセグロカモメの中にセグロカモメ、シロカモメ、ワシカモメや若齢個体が混じった混群であり、その多くはオオセグロカモである。 <2022年4月~5月:春季> カモメ類の飛翔経路(図 10.1.3-208)を見ると、2020年、2021年と同様の傾向であり、海上及び海岸沿いを飛翔する個体が多く、稀に内陸や東側の湿地等を飛翔する個体が確認された。 10.1.3-417 (915)

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