幌延_評価書_10章1.2 環境影響評価の結果(その他_地形地質)
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重要な地形及び地質 調査結果の概要 ① 地形及び地質の状況 a. 文献その他の資料調査 (a) 調査地域 10.1.2 その他の環境 対象事業実施区域とした。 (b) 調査方法 「土地分類基本調査」による情報の収集及び整理を行った。 (c) 調査結果 ア. 地形の状況 対象事業実施区域及びその周辺の地形の状況は、図 10.1.2-1に示すとおりである。対象事業実施区域の地形は、自然堤防・砂州・砂丘となっている。 また、「オトンルイ風力発電所リプレース地盤調査 調査報告書」(2021年3月)によると、一帯は直線的な海岸線の発達する地域であり、海岸線に沿って数条の砂丘が発達している。 また、「新幌延町史」(平成12年12月)によると、浜里では昭和52年(1977)から砂の採取が始まり、建築資材用として良質なため、多くの業者が採取申請を出し、採石を行っていた。平成12年時点においても砂の採取が続けられており、砂丘の景観は減少しているとされる。 イ. 重要な地形 対象事業実施区域及びその周辺における重要な地形の状況は、表 10.1.2-1及び図 10.1.2-2に示すとおりである。 対象事業実施区域には、「第3回自然環境保全基礎調査」(環境庁、平成元年)による自然景観資源(砂丘)の「稚咲内海岸」、「日本の典型地形」(国土地理院、平成11年)による砂丘・風紋の「稚咲内」が分布している。 10.1.2-1 (483)

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