幌延_評価書_10章1.1-1 環境影響評価の結果(大気環境)大気質
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(b) 地上気象(粉じん等調査時) ア. 観測地点 対象事業実施区域周辺の2地点(沿道1、沿道2)とした(図 10.1.1-1)。 イ. 観測期間 夏季:令和2年8月1日~8月30日 秋季:令和2年10月1日~10月30日 春季:令和3年4月17日~5月17日 ウ. 観測方法 「地上気象観測指針」(気象庁)に基づき、風車型風向風速計を使用して、風向及び風速の観測を行った。 エ. 観測結果 (ア) 観測結果の概要 対象事業実施区域周辺の天塩地域気象観測所における観測結果の概要は、表 10.1.1-4 (1)に示すとおりである。 期間平均風速は4.2m/s、最大風速は5月5日23時に観測された14.6m/s(SSW(南南西))であった。全期間の最多風向はSSW(南南西、10.1%)であった。対象事業実施区域周辺2地点(沿道1,沿道2)における観測結果の概要は、表 10.1.1-4 (2)に示すとおりであり、期間中の平均風速及び最大風速は、沿道1では2.9m/s及び12.8m/s(SSE(南南東))、沿道2では2.5m/s及び11.0m/s(WSW(西南西))であった。全期間の最多風向は、沿道1ではENE,SSW(東北東、南南西12.7%)、沿道2ではSSW(南南西、10.1%)であった。 表 10.1.1-4(1) 地上気象現地調査結果の概要(天塩地域気象観測所) 表 10.1.1-4 (2) 地上気象現地調査結果の概要(沿道1、沿道2) 調査項目 最大風速時の風向 最多風向の出現率 注:1.全期間の最大風速は期間を通じての極値を、最多風向は期間最多風向を示す。 2.上表は小数点第2位以下を四捨五入した数値である。 調査項目 平均風速 最大風速 最多風向 2.上表は小数点第2位以下を四捨五入した数値である。 2.4 10.0 SSW SSW 18.9 調査期間 平均風速 最大風速 最多風向 調査期間 夏季 秋季 春季 全期間 夏季 秋季 春季 全期間 m/s m/s 最大風速時の風向 - - 最多風向の出現率 % 注:1.全期間の最大風速は期間を通じての極値を、最多風向は期間最多風向を示す。 3.7 4.1 12.9 13.8 SSW SW SSW 17.1 13.3 2.7 2.9 3.6 12.8 SSE 12.8 SSE 11.4 SSW ENE 16.1 SSW 12.2 ENE,SSW 12.7 夏季 秋季 m/s m/s - - % 沿道1 4.8 14.6 SSW E S 13.8 2.8 1.9 10.3 6.7 WSW E WNW 14.1 WSW 13.2 春季 沿道2 全期間 4.2 14.6 SSW SSW 10.1 2.7 2.5 11.0 11.0 WSW WSW SSW 16.1 SSW 10.1 10.1.1-8 (380)

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