幌延_評価書_8章 環境影響評価の項目並びに調査、予測及び評価の手法
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表 8.2-1(3) 専門家等からの意見の概要及び事業者の対応 えて、今後進めていくことが望まれる。 専門分野 ヒアリング時期 動物(鳥類) 大学教員 2018年11月 ・既設風力発電機の設置前に実施された猛禽類調査結果について、既存資料として活用することが望ましい。また、当該発電所ではオジロワシの衝突事例が確認されているため、衝突事故の情報を収集し、当時の調査で示されている飛翔ルートと実際の衝突事故発生地点との対応関係や、営巣地、餌場との位置関係などについて分析し、本調査の評価の参考とすることが望まれる。 ・この周辺で風力発電所の設置が計画されており、飛翔経路の変化や衝突率の増加など可能性のある累積的な影響の評価が必要である。アセス調査が先行して実施されているので、そのデータも用いて累積的な影響評価に取り組む必要がある。 動物(鳥類) 大学教員 ・調査手法や調査時期等については特に問題はない。調査地点については、対象事業実施区域内の飛翔高度等をよく把握できる地点配置とすべきであり、そのようになっていれば問題ない。 ・死骸調査では、既往文献等を参考に一定の基準を設けて、バット・バードストライクによる死骸か、それ以外(自然死、スカベンジャーによる持ち込み等)の死骸かの判定をすることが望ましい。 2019年9月 ・既設風車による影響を受けていると考えられることから、リプレース事業における影響評価を念頭に置いて調査計画を検討しておく必要がある。 ・累積的な影響については、隣接する事業者との情報交換も踏ま・生態系上位性の注目種について、「チュウヒ」を選定することで特に問題はない。なお、注目種の選定の考え方として、一般的に周年生息する生物の方が影響を受けやすいと考えられる。 ・生態系典型性の注目種の「鳥類群集」については、季節によって群集が異なることから、繁殖期と越冬期等で分けて考える必要があるのではないか。 概 要 左記の点に留意して影響評価を行うこととした。 「風力発電が鳥類に及ぼす影響の調査マニュアル」(日本野鳥の会、2009年)等を参考として判定を行うこととした。 鳥類については、既設風車からの離隔距離に応じて調査地点を配置することとした。 上位性注目種は、周年での生息状況も踏まえて選定することとした。 典型性注目種は、繁殖期と越冬期に留意して予測評価を行うこととした。 事業者の対応 8-11 (295)

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