幌延_評価書_6章 方法書についての意見と事業者の見解
23/26

意見 2 <大気質> 意見 <騒音及び超低周波音、振動> 事業者の見解 意見 (2) 更新事業である本事業による影響の評価に当たっては、単に現況からの変化のみに着眼することなく、これまで既設風力発電所で実施された調査や本事業に係る現地調査等により、既設風力発電所が及ぼしている環境影響の程度を客観的に把握し、それを勘案した上で適切に評価すること。 (3) 対象事業実施区域の周辺では、他事業者が計画している風力発電事業が複数あることから、これらとの累積的影響が懸念される。このため、これら他事業者から必要な情報を入手した上で、2の個別的事項に示すとおり、累積的影響について適切に調査、予測及び評価を実施すること。 3 また、他事業者に累積的影響の検討に必要な情報提供を依頼する場合は、本事業の環境影響評価に関する情報を他事業者に提供するなど、関係する事業者間で相互に環境保全のための有用な情報共有が図られるよう努めること。 (4) 今後の手続きに当たっては、住民及び関係団体等への積極的な情報提供や説明などにより、相互理解の促進に努めること。 (5) 本方法書については、縦覧期間終了後も事業者のウェブサイトで閲覧が可能な状態となっており、情報公開に関する一定の配慮は認められるものの、今後は印刷可能な状態にすることなども含め、さらなる利便性の向上に努めること。 4 5 工事用資材等の搬出入による窒素酸化物及び粉じん等について、他事業者の風力発電事業と工事時期が重複する場合は、当該事業との累積的な影響についても適切に調査、予測及び評価を実施すること。 6 工事用資材等の搬出入による騒音及び振動について、他事業者の風力発電工事と工事時期が重複する場合は、当該事業との累積的な影響についても適切に調査、予測及び評価を実施すること。 7 北海道知事意見 北海道知事意見 北海道知事意見 事業者の見解 影響評価にあたっては、現況からの変化のみに着眼することなく、既設風力発電所が及ぼしている環境影響の把握に努め、それを勘案して適切に評価しました。 隣接する「(仮称)浜里風力発電事業」との情報交換を行い、得られた情報を基に本事業との累積的な影響について検討を実施し、その結果は「10.1.3 動物 (1) 重要な種及び注目すべき生息地(海域に生息するものを除く)3)累積的影響の調査、予測及び評価の結果」、「10.1.6 景観 (1) 主要な眺望点及び景観資源並びに主要な眺望景観 3)累積的影響の調査、予測及び評価の結果」に記載しました。 準備書以降の手続きにおいても、住民等への積極的な情報提供や住民説明会の開催等により、相互理解の促進に努めます。 今後も縦覧期間終了後におけるインターネットでの公表を継続して実施する予定です。印刷可能な状態にすることについては、作成者以外による複製等を防ぐため、現時点では印刷可能な状態にはしておりません。 事業者の見解 隣接する「(仮称)浜里風力発電事業」との情報交換を行い、得られた情報を基に主要な工事時期が重複しない(「(仮称)浜里風力発電事業」における2023年4月以降の工事は、道路復旧工事など比較的小さな工事のみである)ため、累積的な影響は懸念されず、調査、予測及び評価は実施しておりません。 隣接する「(仮称)浜里風力発電事業」との情報交換を行い、得られた情報を基に主要な工事時期が重複しない(「(仮称)浜里風力発電事業」における2023年4月以降の工事は、道路復旧工事など比較的小さな工事のみである)ため、累積的な影響は懸念されず、調査、予測及び評価は実施しておりません。 6-23 (277)

元のページ  ../index.html#23

このブックを見る