幌延_評価書_6章 方法書についての意見と事業者の見解
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対象事業実施区域における小鳥類の飛翔状況についてレーダー調査等により適切に把握し、その結果を踏まえて予測・評価を実施し、「10.1.3 動物 (1) 重要な種及び注目すべき生息地(海域に生息するものを除く)」及び「10.1.5 生態系」に記載しました。 死骸調査は、コウモリ類・鳥類を対象として専門の調査員が実施し、その結果を「10.1.3 動物 (1) 重要な種及び注目すべき生息地(海域に生息するものを除く) 1)調査結果の概要 ②鳥類の状況 b.現地調査 (e)調査結果」に記載しました。 意見 54 (続き) 意見 55 4.チュウヒ チュウヒは音類周辺を餌場として高頻度で利用しており、繁殖の可能性もあります。低空で飛翔することが多いですが、風車に衝突する高度で飛翔することもあります。このため、十分な調査を行うべきです。また、現存する風車群がチュウヒに対して、障壁影響を及ぼしている可能性があるため、既存の風車を取り壊した後に1年程度調査を行い、その影響を評価すべきです。 5.アカモズ アカモズの繁殖が事業地内で確認されています。アカモズは環境省のレッドリストで絶滅危惧IB類に指定されており、亜種アカモズは日本とサハリン南部のみで緊殖が確認されており、国内のつがい数は100程度で、シマアオジと同様に近年急激に減少しており、繁殖個体群の絶滅が心配されています。このため、事業地全域でアカモズの繁殖調査を行い、繁殖や生息が確認された場合は繁殖地を保全し攪乱しないよう最大限の配慮をすべきです。 6.小鳥類 宗谷地方は、日本とロシアとの間を渡る小鳥類の主要な国際的渡り経路となっています。近隣地域の事例を見ると、浜里は海岸沿いに位置するため、秋(特に9月下旬から10月上旬)の夜間に多くの小鳥が渡っていることが予測されます。普通種であっても個体数が多ければ衝突や移動阻害などの大きな影響が懸念されるので、レーダーや夜間の鳴き声調査で渡り状況とその影響を確認すべきです。 7.死骸探索調査 配慮書にはオジロワシのみ過去の衝突記録がありますが、他地域の調査で多様な種が衝突していることがわかっています。このため、オジロワシだけでなくすべての鳥類の衝突記録を明らかにし、専門の調査員が十分な回数を調査すべきです。 ⑤樹林・植物については、ある程度の年月を経ないとわからないかもしれませんが、現在の状況と更新の風車の設置後を比較し、報告して頂きたい。 一般の意見 一般の意見 対象事業実施区域及びその周辺におけるチュウヒの飛翔状況等について調査するとともに、既設風力発電所が及ぼしている障壁影響については、これまで既設風力発電所で実施してきた自主的な調査や本事業に係る現地調査の結果を踏まえて検討を実施し、「10.1.3 動物 (1) 重要な種及び注目すべき生息地(海域に生息するものを除く)」及び「10.1.5 生態系」に記載しました。 対象事業実施区域におけるアカモズの生息状況や繁殖状況等について適切に調査し、その結果を踏まえて予測・評価を実施し、「10.1.3 動物 (1) 重要な種及び注目すべき生息地(海域に生息するものを除く)」に記載しました。 植物の事後調査については、「8.2.2 調査、予測及び評価の手法」に記載した手法により調査を実施し、「10.1.4 植物 (1) 重要な種及び重要な群落(海域に生育するものを除く)」に記載した調査、予測及び評価の結果より、「10.1.9 専門家へのヒアリング」で得られた専門家の助言も踏まえて、影響は小さいと考えられたため、現時点で実施する予定はございません。 事業者の見解 事業者の見解 <植物> 6-17 (271)

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