幌延_評価書_4章 計画段階配慮事項ごとの調査、予測及び評価の結果
37/64

(3) 評価 1) 評価手法 予測結果を基に、複数案ごとの環境影響の重大性の程度を比較するものとした。 2) 評価結果 既存資料により確認された重要な動物のうち、生息環境の変化が小さいと予測される重要な種(哺乳類4種、鳥類45種、昆虫類59種、魚類21種、底生動物20種)と、注目すべき生息地のうち「稚咲内海岸砂丘林」については、地形改変及び施設の存在並びに施設の稼働による重大な影響は生じないと評価する。 重要な動物のうち、生息環境が変化すると予測される重要な種(哺乳類12種、鳥類34種、爬虫類1種、両生類1種、昆虫類10種)については、現地での生息状況や利用状況によっては、生息環境の改変や風力発電機との衝突等による影響を受ける可能性がある。また、注目すべき生息地のうち「サロベツ原野」、「天塩川」については、現地の利用状況によっては、施設の稼働に伴い移動経路の阻害や風力発電機との衝突等による影響を受け、注目すべき生息地の環境が変化する可能性がある。 生息環境の改変による影響については、現段階では、A案(2,000kW級×11基)、B案(3,000kW級×7基)、C案(4,000kW級×6基)による施工ヤードや搬入路の設置に伴う改変の程度は未定での程度を予測したうえで、その結果も踏まえて、風力発電機の配置を検討する、既存のヤードやアクセス路を有効に活用し改変する範囲を可能な限り小さくする等の環境保全措置を検討するこまた、移動経路の阻害や風力発電機との衝突等による影響については、A案(2,000kW級×11基)やC案(4,000kW級×6基)と比較して、B案(3,000kW級×7基)の方が移動経路の阻害や風力発電機との衝突等による影響が生じる可能性は小さくなるものと評価する。 るオジロワシやチュウヒ等の猛禽類のほか、事業実施想定区域周辺の海岸沿いを渡り経路としている渡り鳥等について、事業実施想定区域及びその周辺における飛翔の経路や高度等を調査し影響の程度を予測するとともに、既設風力発電所においてこれまでにオジロワシの衝突事故が確認されていることも踏まえ、既設風力発電所における衝突事故の発生状況を把握するための死骸調査を行い、繁殖地や採食地との位置関係の整理等による衝突原因の分析等も踏まえて、風力発電機の機種や配置を検討する、ブレード塗装等により視認性を高める等の環境保全措置を検討することとする。なお、B案(3,000kW級×7基)及びC案(4,000kW級×6基)では、A案(2,000kW級×11基)よりも風力発電機の基数が少なく、配置計画の検討において柔軟性を有しているものと考えられる。 本ページの内容は、計画段階環境配慮書に示したものである。なお、配慮書に係る関係機関との協議等を踏まえて修正した箇所をゴシック体で表記した。 あが、風力発電機の基礎の大きさが各案同じと仮定し、いずれも新たに改変を伴うと想定した場合は、風力発電機の基数が多いA案の環境影響が最も大きく、次いでB案、C案の順になるものと評価する。 今後の配慮事項として、方法書以降の手続きにおいて、重要な動物の生息状況等を調査し影響ととする。 今後の配慮事項として、方法書以降の手続きにおいて、事業実施想定区域の周辺で繁殖してい4-37 (217)

元のページ  ../index.html#37

このブックを見る