幌延_評価書_2章 対象事業の目的及び内容
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騒音及び振動の主要な発生源となる機器の種類及び容量 工事中における騒音及び振動の主要な発生源となる機器は表 2.2-7に示すとおりであり、可能 工事中の排水に関する事項 生活排水 工事期間中は、対象事業実施区域内またはその近隣に仮設の工事事務所を設置する予定である 雨水排水 工事期間中に裸地面が一時的に生じ降雨により濁水が発生するおそれがあるものの、対象事業表 2.2-7 建設工事に使用する主な重機 建設機械 バックホウ トレーラー クローラークレーン ラフタークレーン 移動式クレーン コンクリートポンプ車 生コン車 コンプレッサー 三点杭打機 エンジンウェルダー ユニック ブレーカー ハイウォッシャー ニブラー 全周回転機 発電機 な限り低騒音型、低振動型の重機を用いる計画である。 ジャイアントブレーカー オールテレーンクレーン が、工事事務所において発生する生活排水(手洗い用の水等)は、少量であるため浸透桝等を設けて適切に処理する。トイレは、汲み取り式又は浄化槽の設置等により適切に処理する予定である。 実施区域から最も近い河川・湖沼までは平地であり約400mの距離がある。海域までの直線距離は、約100mと近いが、直線経路の途中には道道106号線が通っていることから、標高が高くなっており、濁水は通過できない。また、事前検討※注において、対象事業実施区域の土質や透水性、降水量を勘案しており、濁水は周辺の河川・湖沼や海域等には到達しないと考えられる。なお、裸地面から周囲への土砂の流出を防止する対策として、適切な場所に土砂流出防止柵を設置する。 注:1.各建設機械の稼働時期は異なるため、表中の建設機械が同時に稼働するものではない。 2.上記の規模は現時点での想定であり、今後変更される可能性がある。 注:対象事業実施区域の土質は、砂質となっている。「雨水浸透施設技術指針(案)調査・計画編」より安全側で透水しにくい微細砂を想定した場合の透水係数は0.0035cm/sであり、120mm/h程度の浸透能を有しており、幌延における過去最大雨量(40mm/h;「北海道の大雨資料 第13編のⅠ(記録編)」)が降ったとしても十分に浸透すると考えられる。また、対象事業実施区域周辺は海岸付近のほぼ平坦な地形となっていることからも、降雨に伴う濁水が周辺の河川等には到達しないと考えられる。なお、対象事業実施区域の北端及び南端の地下水位は深度4m程度で水位勾配も小さく、鉛直方向に比べて水平方向への水の動きが極めて小さい状況となっている。 0.45, 0.8m3 25t,75t,220t 45t, 100t, 130t, 220t, 550t, 1,200t 550t,1,200t 仕様 20t, 50t 100t,150t - 4.4m3 - 80~85t - - - - - - - - 2-29 (31)

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