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表 3-2 主な地域特性(社会的状況) ・2021年の人口は、幌延町で2,269人、豊富町で3,823人、天塩町で2,973人であり、いずれの町も微減傾向で推移している。また、2021年の世帯数は、幌延町で1,245世帯、豊富町で1,933世帯、天塩町で1,511世帯となっている。 ・幌延町、豊富町、天塩町いずれの町においても、第3次産業に従事している人が約6割程度を占めている。 ・「国土利用基本計画法」に基づく土地利用基本計画図によると、対象事業実施区域及びその周辺には、農業地域、森林地域、自然地域が分布している。 ・対象事業実施区域周辺に、「農業振興地域の整備に関する法律」に基づく農用地区域が分布している。 ・対象事業実施区域の周辺を流れるサロベツ川や天塩川には、内水面漁業権が設定されている。また、周辺海域には、海面漁業権が設定されている。 ・対象事業実施区域の周辺には、地方港湾の天塩港が存在している。 ・対象事業実施区域の西側を通る道道106号稚内天塩線における2015年度の交通量は1,873台/日となっている。 ・対象事業実施区域及びその周辺には、環境の保全についての配慮が特に必要な施設として、「北海道天塩高等学校」及び「幌延町立北星園」が存在する。なお、対象事業実施区域から北海道天塩高等学校までは約7.5km、幌延町立北星園までは約9.8km離れている。 ・対象事業実施区域から最も近い住宅までは、約3.7km離れている。 ・2019年度末の汚水処理普及率は幌延町で89.0%、豊富町で82.9%、天塩町で82.5%となっている。 ・対象事業実施区域から50km圏内には、中間処理施設が18施設、最終処分場が4施設存在しており、そのうち豊富町に中間処理施設が2施設、最終処分場が1施設存在している。 【公害関係法令等】 ・対象事業実施区域周辺の天塩川は、環境基準のB類型に指定されている。 【自然関係法令等】 ・対象事業実施区域周辺の「パンケ沼」において、水質汚濁法に基づく窒素・燐含有量に係る排水基準が指定されている。 ・対象事業実施区域の周辺には、「利尻礼文サロベツ国立公園」が存在しており、対象事業実施区域は第1種特別地域及び第3種特別地域に隣接している。 ・鳥獣保護区として、対象事業実施区域の周辺には、国指定の「サロベツ鳥獣保護区」及び道指定の「夕来稚咲内鳥獣保護区」が存在している。 ・ラムサール条約湿地として、対象事業実施区域の周辺には「サロベツ原野」が存在している。 ・対象事業実施区域周辺に、北海道指定の天然記念物「稚咲内海岸砂丘林」及び天塩町指定の史跡「振老渡船場跡」が存在している。 ・対象事業実施区域周辺に、埋蔵文化財包蔵地が分布している。なお、対象事業実施区域内には、周知の埋蔵文化財包蔵地は存在しない。 ・幌延町、豊富町及び天塩町の全域が景観計画区域(一般区域)に指定されている。 ・対象事業実施区域周辺には、防風保安林が分布している。 項目 人口及び産業の状況 【人口の状況】 土地利用の状況 河川、湖沼及び海域の利用並びに地下水の利用の状況 交通の状況 学校、病院その他の環境の保全についての配慮が特に必要な施設の配置の状況及び住宅の配置の概況 下水道の整備状況 廃棄物の状況 環境の保全を目的として法令等により指定された地域その他の対象及び当該対象に係る規制の内容その他の環境の保全に関する施策の内容 主な地域特性 3-4 (48)

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