土木工事 主要な工事の方法及び規模 対象事業実施区域における主要な工事は、以下のとおりである。 表 2.2-3 土木工事に使用する主要な建設機械(想定) 使用重機 バックホウ ブルドーザー ダンプトラック コンクリートミキサー車 コンクリートポンプ車 杭打機 ・土木工事:道路造成、ヤード造成、風力発電機の基礎工事 ・据付工事:風力発電機の据付工事(風力発電機の輸送を含む) ・電気工事:送電線の更新工事、変電所の更新工事 ・撤去工事:既設風車の本体撤去工事、基礎撤去工事 なお、石綿及び揮発性有機化合物(VOC)の排出又は飛散が想定されるような塗装工事は予定していない。 土木工事としては、風力発電機の搬入や工事用車両の走行に必要となる道路の拡幅等の工事、風力発電機組立用の作業ヤードの造成工事、風力発電機の基礎地盤の掘削工事、基礎造成を行う。 管理用道路は、既存のアクセス路を活用することにより、改変区域を最小限にとどめる方針である。改変する可能性のある区域は、図 2.2-5に示すとおりである。また、盛土・切土等を行う区域は、図 2.2-6に示すとおりとなっており、作業ヤードは概ね一辺50~80m程度の大きさで、一部造成を含めて土壌改良工事を行う予定である。管理用道路及び作業ヤードの断面図の例は、図 2.2-7に示すとおりである。風力発電機の基礎は、図 2.2-8の配置等で工事を実施する予定である。基礎地盤の掘削工事を行い、図 2.2-9に示す杭基礎構造で基礎を造成する予定である。 土木工事等において使用が想定される建設機械は、表 2.2-3に示すとおりである。撤去工事等を含め各工事では可能な限り低騒音型・低振動型を用いる方針である。主要な土木工事のイメージは、図 2.2-10に示すとおりである。 1.4m3、1.0m3、0.5m3 10t、8t 10t 5m3 115m3/h、72m3/h 105kW 仕様 2-12 (14)
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