10-houhousyo-youyaku
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表 6.2-10(1) 動物に係る調査内容 調査手法 フィールドサイン調査 トラップ調査 自動撮影調査 バットディテクター調査 捕獲調査 高度別自動録音調査 スポットセンサス法 任意観察調査 任意観察調査 任意採取調査 ライトトラップ調査 ピットフォールトラップ調査 任意採集調査 任意採取調査 調査項目 哺乳類 コウモリ類 鳥類 爬虫類 両生類 昆虫類 魚類 底生動物 調査地域を任意に踏査し、直接観察のほか生活痕跡や死体等により生息種及び生息状況を確認する。 調査地域内の代表的な植生区分(広葉樹が優占する自然林・二次林(以下、広葉樹林)、針葉樹が優占する自然林・二次林(以下、針葉樹林)、自然草地(乾性)、耕作地・二次草地)に応じた8地点において、シャーマントラップを設置し、ネズミ類などの小型哺乳類を捕獲する。また、トガリネズミ類を対象として、ピットフォールトラップを設置する。その際、トラップされたトガリネズミ類が死亡しないようにトラップの確認頻度を増やす、あるいは餌を墜落缶に入れておくなど留意する。そのほか、哺乳類の移動ルートにセンサーカメラを設置し、利用種を把握する。 踏査ルート上において、バットディテクター(Bat5、Magenta社製やSong Meter SM4BAT FS、Wildlife Acoustics社製等)を使用し、コウモリ類の飛翔状況を確認する。調査時間帯は、高度別自動録音調査の結果等を踏まえて設定する。 任意の3地点において、かすみ網やハープトラップを用いてコウモリ類を捕獲する。捕獲地点については、バットディテクター調査の結果等を踏まえて設定する。 超音波自動録音装置(D500X、Pettersson Elektronik社製やSong Meter SM4BAT FS、Wildlife Acoustics社製等)を対象事業実施区域内の既設風車等に設置し、コウモリ類が発する超音波の解析等を行う。機器の設置位置は5m×1地点(B3)、30m×4地点(B1,B2,B4,B5)、75m(風車ナセル上)×4地点(B1,B2,B4,B5)とする。 調査地域内の代表的な植生区分(広葉樹林、針葉樹林、自然草地(乾性)、耕作地・二次草地)に応じた4地点において、既設風車からの離隔100m間隔に6定点の計24地点と、対照地点4地点×6定点の計24地点を合わせた合計48地点において、各地点10分間の調査を2回実施し、出現する鳥類を直接観察や鳴き声等により、個体数、飛跡、飛翔高度等を確認する。 調査地域を任意に踏査し、直接観察や鳴き声等により確認する。また、夜間に道路等を踏査し、鳴き声により確認する。 調査地域を任意に踏査し、個体の目撃、捕獲、鳴き声等により生息種及び生息状況を確認する。 調査地域内の代表的な植生区分(広葉樹林、針葉樹林、自然草地(乾性)、耕作地・二次草地)に応じた8地点において、ライトを用いた捕虫器を設置し、夜行性の昆虫類を捕獲する。 調査地域内の代表的な植生区分(広葉樹林、針葉樹林、自然草地(乾性)、耕作地・二次草地)に応じた8地点において、コップ等を埋設し、地表徘徊性の昆虫を捕獲する。 調査地域を任意に踏査し、目撃法、見つけ取り法、スィーピング法、ビーティング法等により昆虫を採集する。 調査地域を任意に踏査し水溜まりが存在した場合に、タモ網等により魚類、底生動物を捕獲・採集し、生息種を確認する。 調査内容 6-30 (63)

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