10-houhousyo-youyaku
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表 3-2 社会的状況の概要 【人口の状況】 ・2019年の人口は、幌延町で2,330人、豊富町で3,940人、天塩町で3,065人となっている。 【産業の状況】 ・幌延町、豊富町、天塩町いずれの町においても、第3次産業に従事している割合が約6割程度を占めている。 ・2017年の農業産出額は、幌延町で59億円、豊富町で95億円、天塩町で62億円となっている。 ・幌延町及び豊富町では山林が、天塩町では畑が最も多くを占めている。 ・対象事業実施区域の周辺を流れるサロベツ川や天塩川には、内水面漁業権が設定されている。また、周辺海域には、海面漁業権が設定されている。 ・対象事業実施区域の周辺には、地方港湾の天塩港が存在している。 ・対象事業実施区域の西側を通る道道106号稚内天塩線における2015年度の交通量は、1,873台/日となっている。 ・対象事業実施区域から最も近い環境の保全についての配慮が特に必要な施設(北海道天塩高等学校)までは、約7.5km離れている。また、最も近い住宅までは約3.8km離れている。 ・2017年度末の汚水処理普及率は、幌延町で88.2%、豊富町で79.3%、天塩町で82.3%となっている。 ・対象事業実施区域から50km圏内には、中間処理施設が18施設、最終処分場が2施設存在しており、そのうち豊富町に中間処理施設が2施設存在している。 【公害関係法令等】 ・対象事業実施区域及びその周辺では、騒音の類型指定はされていない。 ・対象事業実施区域周辺の天塩川は、B類型に指定されている。 【自然関係法令等】 ・対象事業実施区域の周辺には、利尻礼文サロベツ国立公園が存在しており、対象事業実施区域は第1種特別区域及び第3種特別区域に隣接している。 ・幌延町、豊富町及び天塩町の全域が、景観計画区域(一般区域)に指定されている。 項目 人口及び産業の状況 土地利用の状況 河川、湖沼及び海域の利用並びに地下水の利用の状況 交通の状況 学校、病院その他の環境の保全についての配慮が特に必要な施設の配置の状況及び住宅の配置の概況 下水道の整備状況 廃棄物の状況 環境の保全を目的として法令等により指定された地域その他の対象及び当該対象に係る規制の内容その他の環境の保全に関する施策の内容 地域特性 3-3 (27)

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