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iii. 空中を採食環境または繁殖行動に利用する鳥類への影響 空中を採食環境として利用する鳥類としては、「樹林性鳥類群集」ではツミ、コサメビタキ、 樹林性⿃類群集草地性⿃類群集表 10.1.5-39 空中を利用する鳥類の確認状況(樹林性鳥類群集) 表 10.1.5-40 空中を利用する鳥類の確認状況(草地性鳥類群集) キビタキの3種であり、草地性鳥類群集ではツバメの1種が該当する。 また、鳥類の中には空中を繁殖行動(ディスプレイフライト等)に利用する種があり、調査結果の中は、空中でディスプレイを行うツミ、オオジシギ、ヒバリの3種が該当する。 空中を利用する鳥類の確認状況を表 10.1.5-39、表 10.1.5-40に示した。 空中を採食環境として利用する4種については、既設風力発電設備から500m以内では個体数が500m以遠より少ない傾向が確認された。 空中を繁殖行動に利用する3種については、ツミは風車から500m以遠での確認のみとなっている。オオジシギは自然草地(湿性)で、風車から500m以遠では確認されていない。ヒバリは、500m以内と500m以遠の両方で確認されている耕作地・二次草地、自然草地(乾性)では、500m以内で個体数が少なかった。 以上を踏まえると、空中を採食環境または繁殖行動に利用する鳥類は、500m以内では概ね個体数が減少する傾向があると考えられる。 空中を利用する鳥類の飛行高度について種別に確認したところ、対象事業実施区域内で新設風力発電設備に対して高度Mの飛翔が確認されたのは、オオジシギとヒバリの2種のみであった。 ⾵⾞から500m以内の平均⾵⾞から500m以遠の平均個体数個体数⽣息区分No採⾷ギルド区分1空中・動物⾷ツミ2空中・昆⾍⾷コサメビタキ空中・昆⾍⾷キビタキ⽣息区分No採⾷ギルド区分8空中・昆⾍⾷ツバメ11地上・昆⾍⾷オオジシギ地上・昆⾍⾷ヒバリ種名種名採⾷で空中利⽤渡り区分採⾷で空中利⽤旅⿃●夏⿃夏⿃渡り区分10.1.5-90 (1270) 繁殖で空中利⽤針葉樹林広葉樹林広葉樹林0.330.670.830.000.670.50繁殖で空中利⽤⾵⾞から500m以内の平均個体数⼆次湿性草地草地−0.00−乾性草地●0.170.00−0.004.67●3.171.331.40針葉樹林旅⿃●●0.00−0.17−1.63夏⿃●旅⿃●1.00⾵⾞から500m以遠の平均個体数乾性草地湿性⼆次草地草地−0.17−0.57−1.570.00

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