(イ) 調査地点 動物の鳥類、昆虫類及び植物の調査地点と同じとした。 (ウ) 調査期間 動物の鳥類、昆虫類及び植物の調査期間と同じとした。 表 10.1.5-25 風車による鳥類への影響範囲 対象種等 草地性鳥類 草地性鳥類(スズメ目) 草地性鳥類 アカオノスリ等 ハイイロチュウヒ等 チョウゲンボウ等 ウ. 現地調査 (ア) 調査地域 調査地域については、海外等における事例として、動物が既設風車から100~500m程度の範囲で影響を受けているという知見が複数ある(表 10.1.5-25参照)。そのため、我が国においても風車から500m程度の範囲は風車の存在・供用による影響を受ける可能性があると想定されることから、対象事業実施区域及びその周辺500mの範囲とした。 (エ) 調査方法 鳥類については、スポットセンサス調査の調査方法と同じとした。昆虫類については、ピットフォールトラップ法及びライトトラップ法の調査方法と同じとした。植物については、ブラウン-ブランケの植物社会学的調査法の調査方法と同じとした。 注:文献 1.Shaffer, J. A. & Buhl, D. A.(2016). Effects of wind-energy facilities on breeding grassland bird distributions. Conservation Biology. 30. 59-71. 2016 2.Leddy, K. L., Higgins, K. F., & Naugle, D. E.(1999). Effects of wind turbines on upland nesting birds in Conservation Reserve Program grasslands. The Wilson Bulletin. 111(1). 100-104. 1999 3.Stevens, T. K. et al.(2013). An analysis of displacement from wind turbines in a wintering grassland bird community.. Biodiversity and Conservation. 22(8). 1755-1767. 2013 4.Garvin, J. C. et al.(2011). Response of raptors to a windfarm. Journal of Applied Ecology. 48(1). 199-209. 2011 5.Pearce‐Higgins, J. W. et al(2009). The distribution of breeding birds around upland wind farms. Journal of Applied ecology. 46(6). 1323-1331. 2009 6.Barrios, L. & Rodriguez,A.(2004). Behavioural and environmental correlates of soaring-bird mortality at on-shore wind turbines. Journal of Applied Ecology. 41. 72-81. 2004 風車による影響範囲 文献 100m~300m 180m 400m 100m~500m 250m~500m 500m 1 2 3 4 5 6 10.1.5-77 (1257)
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