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(ii) 狩り行動の確認頻度の分布 50m×50mに区切ったメッシュ内において、確認された狩り行動の回数を、そのメッシュ内の (iii) 好適採食地の分布 好適採食地の分布は、チュウヒが餌として利用している餌の種類から対象の検討を行った。 表 10.1.5-13 現地調査で確認された餌の種類 確認例数 種類 32例 3例 2例 1例 ネズミ類 小鳥類 バッタ類 トカゲ類 128例 種不明 iii. 狩り場環境 チュウヒの狩り場環境の解析は、狩りに利用されていた植生、狩り行動の確認頻度の分布、好適採食地の分布について実施した。なお、チュウヒの最大行動圏や高利用域が各つがいで重なっていることから、狩り場環境の解析においては、つがい別ではなく種としてのチュウヒについて解析を行った。 (i) 狩りに利用されていた植生 チュウヒの狩り行動が確認された植生を抽出した。対象とする狩りのデータは、探餌飛翔及び獲物を襲撃した行動の確認地点とした。 累積観察時間で除し、観察時間を考慮した狩りの確認頻度を算出した。対象とする狩りのデータは、探餌飛翔及び獲物を襲撃した行動とした。 文献によると、チュウヒはあらゆる小動物を捕食するものの、90%近くがネズミ類とされており、次いで鳥類が多く、カルガモ、キジ、ヒクイナ、ヒバリなどを捕食しているという。夏にはアブラコウモリもよく捕り、そのほかにカエル類、魚類、コオロギなどの昆虫類をしばしば捕食する(中川、1991)。現地調査において餌の種類が確認できた例は、ネズミ類が32例、小鳥類が3例、大型のバッタ類が2例、トカゲ類が1例であり、餌の種類が確認できた事例ではネズミ類が84%を占めていた(表 10.1.5-13)。確認された餌動物の種類の傾向は、文献の記載と概ね一致していると考えられる。 以上を踏まえて、好適採食地の解析においては、調査地域の哺乳類及び草地性鳥類の餌資源量の分布について整理した。 種は不明 ヒバリ(1)、種不明の小鳥類(2) キリギリス類(1)、大型バッタ(1) 備考 10.1.5-22 (1202)

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