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ー表 10.1.5-46 調査地域の環境類型区分の改変面積・割合 (イ) 鳥類群集(典型性) i. 生息環境の変化に伴う鳥類群集への影響 調査地域の環境類型区分の面積と改変割合を表 10.1.5-46に示す。 <樹林性鳥類群集への影響> 調査地域の環境は、樹林環境として針葉樹林、広葉樹林が28.9%を占めており、このような樹林環境には「樹林性鳥類群集」が生息している。改変に伴い繁殖場所及び採食環境が減少することから、直接改変による生息環境の減少によって個体数が減少する可能性が考えられる。 環境類型区分のうち、広葉樹の改変割合は0.1%と少なく、針葉樹林の改変はないことから、樹林環境を主な生息環境とする「樹林性鳥類群集」への工作物の設置等による影響は小さいと予測される。 <草地性鳥類群集への影響> 調査地域の環境は、草地環境である耕作地・二次草地、自然草地(乾性)、自然草地(湿性)が64.1%を占めており、このような草地環境には「草地性鳥類群集」が生息している。改変に伴い繁殖場所及び採食環境が減少することから、直接改変による生息環境の減少によって個体数が減少する可能性が考えられる。 環境類型区分のうち、耕作地・二次草地については16.5%が改変されるが、周辺には耕作地・二次草地が広く残存する。また、改変される箇所は、元々土砂採取により改変された場所が遷移して成立した環境であることから、既設風力発電設備を撤去した跡地や作業ヤードは、供用後に耕作地・二次草地に遷移していくと考えられる。そのため、一時的に「草地性鳥類群集」の個体数は減少するものの、植生遷移に伴って既設風力発電設備及び作業ヤードの一部が生息環境として再び利用可能となると考えられ、影響は小さくなると予測される。また、自然草地(乾性)の改変割合は2.9%、自然草地(湿性)の改変割合は1.7%といずれも少なく、「草地性鳥類群集」への工作物の設置等による影響は小さいと予測される。 針葉樹が優占する自然林・二次林広葉樹が優占する自然林・二次林自然草地(乾性)自然草地(湿性)耕作地・二次草地人工地自然裸地環境類型区分合計総面積(ha)71.23(17.7%)44.89(11.2%)55.87(13.9%)62.83(15.6%)139.42(34.6%)13.44(3.3%)14.86(3.7%)402.54(100.0%)対象事業実施区域(ha)0.00(0.0%)0.64(0.6%)6.21(6.3%)10.35(10.5%)75.62(76.6%)5.65(5.7%)0.27(0.3%)98.74(100.0%)改変面積(ha)改変割合0.000.0%0.050.1%1.642.9%1.071.7%23.0516.5%3.7627.9%0.010.0%7.3%29.58 ⽣息区分樹林性⿃類群集草地性⿃類群集10.1.5-104 (1284)

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