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(d) 調査方法 ア. 直接観察及びフィールドサイン調査 ・調査地域を任意に踏査し、直接観察のほか生活痕跡や死体等の確認により生息種及び生息状況を記録した。 イ. トラップ調査 ・調査地域内の代表的な植生区分に応じた10地点において、シャーマントラップを設置し、ネズミ類等の小型哺乳類を捕獲した。また、トガリネズミ類を対象として、ピットフォールトラップを設置した。 ・1調査地点あたり、シャーマントラップを20個、ピットフォールトラップを5個設置し、設置期間2晩の捕獲調査を実施した。捕獲した個体は種名、体重、捕獲位置を記録し放獣した。 ウ. 自動撮影調査 ・哺乳類の移動ルートにセンサーカメラ(機種名:HykeCam SP2、株式会社ハイク製等)を設置し、利用種を把握した。 ・主に夜行性哺乳類を対象とした。 ・撮影された画像から種を同定した。 エ. バットディテクター調査(コウモリ類) ・バットディテクター(機種名:Bat5、Magenta社製等)により、コウモリ類の飛翔状況を確認した。 オ. 捕獲調査(コウモリ類) ・任意の3地点において、かすみ網やハープトラップを用いてコウモリ類を捕獲した。 カ. 高度別自動録音調査(コウモリ類) ・超音波自動録音装置(機種名:Song Meter SM4BAT-FS、マイク:SMM-U2 Ultrasonic Microphone Wildlife Acoustics社製)を用いて、高高度でのコウモリ類の飛翔状況を把握するため、コウモリ類の発する超音波の録音調査を実施した。調査地点は既設風車の2高度(30m、75m)及びプレハブ小屋1箇所(高度5m)とした。 ・既設風車では、マイクは地上から30m地点及び75m地点にそれぞれ1台ずつ設置した。プレハブ小屋では、マイクは屋根上部に1台設置した。 ・既設風車及びプレハブ小屋では高高度における通年の飛翔状況を把握するため冬季におけるコウモリ類の飛翔状況も確認した。超音波自動録音装置の設置状況は表 10.1.3-4に示すとおりとした。 ・録音時間は日の入り1時間前から日の出1時間後までとし、超音波自動録音装置の設定条件は表 10.1.3-5に示すとおりとした。調査に用いた超音波自動録音装置は、一定の音圧レベル以上になると自動的に録音が開始される仕組みとなっており、自動録音が開始された後、3秒間音声が入らなくなるまでの間が1ファイルとして保存されるよう設定した。1ファイルの最大録音時間は15秒とした。 10.1.3-8 (504)

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