② 予測 a. 予測項目 当該ページには非公開情報が含まれる。 予測項目は以下の通りとした。 ・調査地域周辺で繁殖している希少猛禽類 ・渡り鳥(ガン類、ハクチョウ類、カモメ類、猛禽類、スズメ目鳥類) b. 予測手法 予測手法は、事業実施区域と重要な種の生息環境及び注目すべき生息地の重ね合わせにより計画中の風力発電所の稼働に伴う影響の程度を整理するものとした。 c. 予測地域 予測地域は、調査地域と同様とした。 d. 予測結果 (a) 調査地域で繁殖している希少猛禽類 ア. オジロワシに対する累積的影響 オジロワシについては、対象事業実施区域に飛来するつがいは、Aペア、Cペアの2つがいである。さらに計画中の風力発電所の0000000Bペアの営巣地を確認しているが、Bペアは対象事業実施区域での飛翔は確認されていない。 本事業の対象事業実施区域と計画中の風力発電所((仮称)浜里風力発電所)と行動圏が重複するつがいはAペアのみと考えられる。Aペアの行動圏内部構造を図 10.1.3-277に、つがい別の確認状況を図 10.1.3-278に確認示す。累積的影響の予測は、オジロワシAペアについて行った。 Aペアは主に0000000000000000方向への飛翔が多く確認されており、採食環境としては内陸側を主に利用すると推定される。海岸線で採食行動を行う場合は、移動ルートとしては000000000000000000000000000上空を飛翔して移動を行う。これは営巣地から海岸線への最短ルートを通過していると考えられる。計画中の風力発電所の現地調査においても、Aペアの行動は概ね同様であり、採食に利用する場所や飛翔状況についても概ね整合していると考えられる。 Aペアの00000にはBペアの営巣地があり、計画中の風力発電所の周辺はBペアの行動圏と推定される。このためAペアが計画中の風力発電所付近を飛翔する頻度は少なく、Aペアの行動圏はBペアの行動圏によっても制約を受けていると考えられる。 Aペアは海岸線に出る場合には、0000000000000000000移動しており、計画中の風力発電所周辺への飛翔は少ないことから、計画中の風力発電所建設後も、行動は大きく変化しないと予測される。また、新設風力発電設備の000は、既設風力発電設備の00000000000に建設されることから、移動ルートへの影響は小さくなると予測される。 以上より、オジロワシAペアに対する新設風力発電設備と計画中の風力発電所による累積的影響は、海岸線への移動ルートは分断されず、新設風力発電設備は0000に建設されることから衝突リスクは低減されると予測される。そのため、オジロワシAペアに対する累積的影響は小さいと予測される。 10.1.3-621 (1117)
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