（７）各メッシュ面積と風車回転面積との面積比の算定 （８）各メッシュにおけるブレード円への侵入回数 （９）各メッシュにおける回避行動を考慮しない衝突回数 （10）各メッシュにおける回避行動を考慮した衝突回数 （６）各メッシュにおける飛翔軌跡の距離(/観測日数16 日あたり) メッシュと飛翔軌跡を重複させ、各メッシュにおける飛翔軌跡の距離(/延べ観測日数)を整理する。 メッシュと風車回転面積との比を得る。 面積比＝メッシュ面積/風車の回転面積 ブレード円に侵入する回数は、（６）で得た飛翔距離を日あたりに直して、面積比を乗じて、ブレード回転円の平均通過距離で除すことで得られる。 (式8) ブレード円への侵入回数(/日)= (1/観測日数)*((高度Ｍの軌跡長×面積比)/ブレード円平均通過距離) 各メッシュにおける衝突回数は次の式により求められる。なお、滞在期間あたりの回数であり、回避行動は考慮しない。 (式9) 衝突回数(/滞在日数)= 滞在日数におけるブレード円への総侵入回数(=日あたりブレード円侵入回数*滞在日数)* 衝突率 各メッシュにおける衝突率は次の式により求められる。なお、滞在期間あたりの回数であり、回避行動を考慮し、衝突回数(回避しない場合)に(1－回避率)を乗じる。 (式10) 回避を考慮した場合の衝突回数(/滞在期間)=衝突回数(回避しない場合)* (1－回避率) 参考資料：「鳥類に関する風力発電施設立地適正化のための手引き」（環境省、平成23年、平成27年修正版） 10.1.3-476 (972)
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