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表 10.1.3-78 影響要因一覧(動物) 影響要因の区分 ・工事用資材等の搬出入 ・建設機械の稼働 ・造成等の施行による一時的な影響 ・地形改変及び施設の存在 ・施設の稼働 2) 予測及び評価の結果 ① 工事の実施、土地又は工作物の存在及び供用 a. 造成等の施工による一時的な影響、地形改変及び施設の存在、並びに施設の稼働 (a) 予測 ア. 予測地域 予測地域は、調査地域のうち、重要な種の生息又は分布する地域及び注目すべき生息地とした。 イ. 予測対象時期 造成等の施工による動物の生息環境への影響が最大となる時期及びすべての風力発電施設が定格出力で運転している時期とした。 ウ. 予測の基本的な手法 予測対象については、予測地域内で確認された重要な種である哺乳類7種、鳥類42種、爬虫類1種、両生類1種、昆虫類24種及び鳥類の渡り鳥(ガン類、ハクチョウ類、カモメ類、猛禽類、スズメ目鳥類)とした。また、哺乳類については、バットディテクターで確認されたコウモリ類について、録音又は音声では種の特定が困難なため、想定される種を予測対象とした。底生動物調査で確認された重要種については、昆虫類の項で予測した。 予測対象種毎に、影響を受ける可能性のある要因を表 10.1.3-78から選定し、その影響要因毎に環境影響の量的又は質的な変化の程度を推定した。また、それらの結果及び環境保全措置を踏まえ、総合的に判断して各種に対する影響の有無及び程度を予測した。 工事の実施 土地又は工作物の存在及び共用 「改変による生息環境の減少・消失」については、予測の対象種毎に生息環境を選定し、改変面積及び改変率を算出することにより可能な限り定量的に予測した。生息環境の選定及び予測に必要なる植生毎の改変面積及び改変率を表 10.1.3-79に示す。 影響要因の詳細 改変による生息環境の減少・消失 移動経路の遮断・阻害 騒音による生息環境の悪化 工事関係車両への接触 改変による生息環境の減少・消失 移動経路の遮断・阻害 ブレード・タワー等への接近・接触 10.1.3-471 (967)

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