② 鳥類の状況 a. 文献その他の資料調査 (a) 調査地域 鳥類の調査地域は、対象事業実施区域及びその周辺とした。 (b) 調査方法 鳥類の調査方法は、文献その他の資料から、対象事業実施区域及びその周辺において記録のある種を抽出するものとした。 (c) 調査結果 文献等により確認されている鳥類の記録種は、表 10.1.3-28に示すとおり、21目58科290種であった。なお、調査した文献は「第3章3.1.5(1)動物の生息状況」に示す。 b. 現地調査 (a) 調査地域 鳥類については、方法書段階の対象事業実施区域及びその周辺500mの範囲とした。希少猛禽類については、対象事業実施区域及びその周辺3kmの範囲とした。 (b) 調査地点 鳥類の調査地点については、方法書段階の対象事業実施区域(風力発電機の設置範囲)、工事用道路の設置範囲及びその周辺500mの範囲で、地形や植生等を考慮して、典型的な環境を網羅するように調査地点及び調査ルートを設定した。 希少猛禽類の調査地点については、対象事業実施区域及びその周辺に生息する猛禽類の行動を把握できる地点を設定した。 渡り鳥の調査地点については、風車の設置範囲及びその周辺の渡りのルートを把握できる地点とした。 ア. 鳥類 鳥類の調査地点については、スポットセンサス法の8地点×6定点=48定点とした。 地点は現地の代表的な植生状況を踏まえ、環境類型を網羅できるように設定した。 スポットセンサス法による調査地点の環境及び設定根拠を表 10.1.3-21に、各地点の離隔距離と植生区分を表 10.1.3-22に示す。 調査地点の位置を図 10.1.3-14に示す。 10.1.3-43 (539)
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