10-1-3-jyunbisyo
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100000011100 01010000010111注:種名及び配列は、原則として「河川水辺の国勢調査のための生物リスト(2020年度版)」(国土交通省、2020年)に準拠した。 No.目名1コウモリ目ヒナコウモリ科ヒメホオヒゲコウモリ2(翼種目)オ. 捕獲調査(コウモリ類) 捕獲調査(コウモリ類)で確認された哺乳類を表 10.1.3-11に示す。ヒメホオヒゲコウモリ、コテングコウモリの2種が確認された。 表 10.1.3-11 コウモリ類の捕獲個体数一覧(捕獲調査(コウモリ類)) なお、鳥類調査で実施したバット・バードストライク調査によりヒナコウモリが2個体確認された(表 10.1.3-53参照)。内、1個体は外部計測によりヒナコウモリもしくはヒメヒナコウモリと考えられたが、頭骨が破損しており、種の同定が困難であったことから、DNA分析を実施した。DNA分析では、DNAシーケンサーを用いてミトコンドリアDNAチトクロームb(cytb)領域について1,127bpの塩基配列を決定した。さらに、決定したcytb領域の塩基配列とDDBJ(DNA Data Bank of Japan)に登録されている既存のVespertilio属塩基配列データとの照合を相同性検索(BLAST)によって行い、種同定を実施した。その結果、ヒナコウモリであることが確認された。 DNA分析結果及び採取サンプルを図 10.1.3-3に示す。 図 10.1.3-3 DNA分析結果(左側)及び採取したサンプル(右側) 科名コテングコウモリ種名8月9月5月8月9月5月8月9月5月個体数種数B1B2B310.1.3-14 (510)

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