注:粉じん等の量が最大となる季節で評価した。 b. 評価 (a) 工事の実施 ア. 資機材の運搬車両の走行に係る粉じん等 (ア) 環境影響の回避・低減に係る評価 i. 環境保全措置の検討 資機材の運搬車両の走行に伴い発生する粉じん等については、下記の低減措置を講ずるものとする。 ・必要に応じタイヤの洗浄を行うことにより、粉じん等の発生を防止する。 ・必要に応じ過積載を防止することで過度な排気ガスの発生を防止する。 (イ) 環境影響の回避・低減の検討 上記の環境保全措置の検討を踏まえると、発生源対策を行うことにより、対象事業の実施による環境影響の程度は極めて小さくなるものと考えられ、影響は事業者の実行可能な範囲内で回避又は低減されているものと評価した。 イ. 国・県又は関係する市町村が実施する環境の保全に関する施策との整合性 (ア) 環境保全の基準または目標 整合を図るべき基準又は目標は、「道路環境影響評価の技術手法(平成24年度版)」で示されている参考値の10t/km2/月とした。 (イ) 環境保全の基準または目標との整合性 各予測地点の評価結果は、表 10.1.1-21に示すとおりであり、基準又は目標との整合は図られているものと評価した。 番号 沿道1 沿道2 道道444号稚咲内豊富停車場線 予測地点 道道972号浜里下沼線 予測結果(t/km2/月) 参考値(t/km2/月) 0.97 0.88 10 10 表 10.1.1-21 評価結果 季節 秋 冬 10.1.1-38 (408)
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