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表 7.1-1(2) 北海道知事意見に対する事業者の見解 北海道知事の意見 (4)本事業において、風車の設置に係る工事に加えて、既設風車の撤去工事が行われることから、工事工程の工夫により工事の集中を避けるなど、工事の実施に伴う環境影響を可能な限り低減すること。 (5)今後の手続きに当たっては、住民等への積極的な情報提供や説明などにより、相互理解の促進に努めること。 (6)本配慮書については、縦覧期間終了後も事業者のウェブサイトで閲覧が可能な状態となっており、情報公開に関する一定の配慮は認められるものの、今後は印刷可能な状態にすることなども含め、さらなる利便性の向上に努めること。 2 個別的事項 (1)動物 ア 事業実施想定区域は、鳥類への影響を考慮すべき区域を示した「風力発電立地検討のためのセンシティビティマップ」において注意喚起レベルA3のメッシュに含まれ、さらにその北部に隣接して注意喚起レベルA1が位置していることから、特に重点的な調査が必要とされている。また、同区域の周辺はガン類、ハクチョウ類の渡りの経路となっているほか、オジロワシ、チュウヒなどの希少猛禽類の重要な生息地となっている。このため、関係機関や専門家等からの助言を得ながら、鳥類の移動経路、生息状況等に関する詳細な調査を行うこと。その上で、バードストライクや生息環境の変化などの影響について適切な方法により予測及び評価を実施し、その結果を風車の配置検討に反映することなどにより、影響を回避又は十分に低減すること。 今後、工事計画の検討にあたっては、既設風車の撤去工事と新設風車の設置工事の工事工程を調整するなどし、工事の実施に伴う環境影響の低減を図ります。 今後の手続きにおいては、関係自治体とも相談の上、地域住民等への積極的な情報提供や住民説明会の開催等により、相互理解の促進に努めます。 各環境影響評価図書は縦覧期間終了後も当社ホームページで閲覧可能な状態にするなど、今後も利便性の向上に努めます。 対象事業実施区域及びその周辺は、オジロワシやオオワシが生息しているほか、ガンカモ類やハクチョウ類の渡り経路等として利用されていることから、専門家等からの助言も踏まえて鳥類の移動経路や生息状況等について適切に調査を行い、バードストライクや生息環境の変化などの影響について予測及び評価を実施し、その結果を踏まえて環境保全措置を検討し、鳥類への影響の回避・低減を図ります。 事業者の見解 7-6 (318)

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