幌延風力発電事業更新計画_準備書_4章
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4.3.2 地形及び地質 (1) 調査 1) 調査手法 事業実施想定区域及びその周辺における重要な地形の分布状況を既存資料により調査した。 2) 調査地域 調査地域は、事業実施想定区域及びその周辺とした。 3) 調査結果 事業実施想定区域及びその周辺における重要な地形の状況は、表 4.3-1及び図 4.3-2に示すとおりである。 事業実施想定区域及びその周辺には、「第3回自然環境保全基礎調査」(環境庁、平成元年)による自然景観資源(砂丘)の「稚咲内海岸」、「日本の典型地形」(国土地理院、平成11年)による砂丘・風紋の「稚咲内」が分布している。 区分 砂丘 (2) 予測 1) 予測手法 事業実施想定区域と重要な地形との重複範囲を整理し、直接改変の可能性の有無を予測した。 2) 予測地域 予測地域は、調査地域と同じ範囲とした。 3) 予測結果 事業実施想定区域と重要な地形との重複範囲は、図 4.3-2に示すとおりであり、自然景観資源(砂丘)の「稚咲内海岸」及び砂丘・風紋の典型地形である「稚咲内」が、事業実施想定区域の全域に分布していることから、施工ヤードや搬入路の設置に伴い、重要な地形の一部が直接改変される可能性があると予測する。 なお、現段階では、A案(2,000kW級×11基)、B案(3,000kW級×7基)、C案(4,000kW級×6基)による施工ヤードや搬入路の設置に伴う改変の程度は未定であるが、風力発電機の基礎の大2.「日本の典型地形」(国土地理院、平成11年) 自然景観資源(砂丘) 砂丘・風紋 自然堤防、後背湿地、三日月湖 本ページの内容は、計画段階環境配慮書に示したものである。なお、配慮書に係る関係機関との協議等を踏まえて修正した箇所をゴシック体で表記した。 備考 資料 1 2 2 きさが各案同じと仮定し、いずれも新たに改変を伴うと想定した場合は、風力発電機の基数が多いA案の環境影響が最も大きく、次いでB案、C案の順になるものと予測する。 表 4.3-1 重要な地形の状況 名称 稚咲内海岸 稚咲内 河川・湖沼 天塩川 資料:1.「第3回自然環境保全基礎調査 北海道自然環境情報図」(環境庁、平成元年) 4-8 (186)

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