② 重要な植物群落 の環境影響の重大性の程度について、現段階では、施工ヤードや搬入路の設置に伴う改変の程度想定した場合は、風力発電機の基数が多いA案の環境影響が最も大きく、次いでB案、C案の順になるものと評価する。 今後の配慮事項として、方法書以降の手続きにおいて、重要な植物の生育状況を調査し影響のとする。 地形改変及び施設の存在による重要な植物群落の変化の可能性の有無を予測した結果は、表 4.3-22に示すとおりである。 重要な植物群落 サロベツ原野 天塩川河口アカエゾマツ林 事業実施想定区域から約1km離れており、地形改変及び施設(3) 評価 1) 評価手法 予測結果を基に、複数案ごとの環境影響の重大性の程度を比較するものとした。 2) 評価結果 既存資料により確認された重要な植物のうち、生育環境の変化が小さいと予測される重要な種(95種)と、重要な植物群落(サロベツ原野、天塩川河口アカエゾマツ林)については、地形改変及び施設の存在による重大な影響は生じないと評価する。 重要な植物のうち、生育環境が変化する可能性があると予測される重要な種(24種)については、現地での生育状況によっては、施工ヤードや搬入路の設置に伴い一部が改変され影響を受ける可能性がある。A案(2,000kW級×11基)、B案(3,000kW級×7基)、C案(4,000kW級×6基)は未定であるが、風力発電機の基礎の大きさが各案同じと仮定し、いずれも新たに改変を伴うと程度を予測したうえで、その結果も踏まえて、風力発電機の配置を検討する、既存のヤードやアクセス路を有効に活用し改変する範囲を可能な限り小さくする等の環境保全措置を検討すること本ページの内容は、計画段階環境配慮書に示したものである。なお、配慮書に係る関係機関との協議等を踏まえて修正した箇所をゴシック体で表記した。 予測結果 表 4.3-22 重要な植物群落への影響の予測結果 事業実施想定区域から約2km離れており、地形改変及び施設の存在による影響は小さいと予測する。 の存在による影響は小さいと予測する。 4-47 (225)
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