幌延_評価書_15章 その他環境省令で定める事項
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本ページに記載した内容は、環境影響評価方法書に記載したものである。 表 15.2-7 配慮書及び方法書における事業計画の比較 21,000kW 事業実施想定区域:約70ha 設置基数:6~11基 風車高さ:120~145m 検討中 (既設ヤードの活用を基本) 検討中 既設の系統連結地点 (2) 対象事業実施区域(方法書段階)の設定及び設備の配置等に関する検討の経緯 対象事業実施区域は、配慮書に対する経済産業大臣意見や北海道知事意見等を踏まえて設定しており、事業実施想定区域(配慮書段階)と対象事業実施区域(方法書段階)との比較は、図 15.2-10に示すとおりである。 対象事業実施区域の設定及び風力発電機の配置等の検討経緯は、以下のとおりである。 ・配慮書段階では、風力発電機の設置範囲を中心に土地の形状の変更が行われる可能性のある工事用道路等を包含するように事業実施想定区域を設定していたが、方法書段階では、ブレードの旋回範囲も含むように対象事業実施区域を設定した。なお、対象事業実施区域の南端は、国立公園にかからないように設定した。 ・また、風力発電機の配置については、配慮書段階では既設ヤードを活用することを基本としていたが、方法書段階では並行する既存道路(道道106号線)との離隔距離に留意して、仮に風力発電機が倒壊したとしても道路にかからないよう風力発電機の高さと同じ距離の離隔を確保できるように設定した。 ・配慮書における配置・構造に関する複数案の比較検討結果については、今後の調査結果等を踏まえた風力発電機の配置等の検討に反映していくものとした。 (3) 配慮書及び方法書における事業計画の比較 配慮書及び方法書における事業計画の比較は、表 15.2-7に示すとおりである。 項目 発電所出力 区域の面積 風力発電機の諸元 定格出力:2,000~4,000kW級 風力発電機の配置計画 風力発電機の基礎形状 変電施設、送電線 既設の設備を利用又は更新 系統連系地点 配慮書 方法書 21,000kW 対象事業実施区域:約100ha 定格出力:2,350~4,300kW 設置基数:5~9基 風車高さ:119~150m 検討中 (既設ヤードの活用を基本としつつも、既存道路との離隔にも留意して設定) 検討中 既設の設備を利用又は更新 既設の系統連結地点 15-48 (1630)

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