幌延_評価書_15章 その他環境省令で定める事項
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③ 事業実施想定区域の検討経緯 本ページに記載した内容は、計画段階環境配慮書に記載したものである。 本事業は、既設風力発電所の更新を行うものである。既設風力発電機は幌延町から借用した区域内に立地しており、更新後の風力発電機についても現在の区域を基本として建設する計画とし、既設風力発電機を含む一帯の区域を事業実施想定区域とした。 なお、事業実施想定区域及びその周辺における国立公園の指定状況を図 15.2-2に示すとおり確認し、事業実施想定区域の西側及び南側に第1種及び第3種特別地域が隣接していることから、これにかからないように設定した。その他の法令等により指定された区域(自然環境保全地域、鳥獣保護区、保安林、農用地)の有無を確認した結果は図 15.2-3に示すとおりであり、事業実施想定区域にはこれらの指定区域は存在していない。また、環境影響を受けやすい地域等(住宅、学校・病院等、自然草原・自然林等)の有無を図 15.2-4に示すとおり確認し、事業実施想定区域内の一部に自然林が存在していることから、今後の調査等も踏まえ可能な限り環境影響を回避・低減するための検討を行っていくこととする。なお、最寄りの住宅等までは約3.9km離れている。 15-28 (1610)

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