10.2.2 環境保全措置の検討の過程及び結果 (1) 工事の実施における環境保全措置の検討 工事の実施による影響については、以下の環境配慮を行い、できる限り環境影響の低減に努めることとした。なお、定期的に会議等を行い、環境保全措置の内容について工事関係者に周知徹底することとする。 1) 大気質 ① 工事用資材等の搬出入 ・工事工程等の調整により、工事関係車両台数を平準化することにより、ピーク時の台数を減らす。 ・工事関係者の乗り合い通勤の徹底を図ることにより、できる限り工事関係車両台数を低減する。 ・風力発電機等の大型機器は、可能な限りメーカーの工場で組み立てて海上輸送により搬入し、なるべく近隣の港湾まで搬入することで、工事関係車両台数を削減する。 ・工事に伴い発生する掘削土は、全て対象事業実施区域内で有効利用することにより、残土運搬車両台数を減らす。 ・工事関係車両が一つのルートに集中しないようにルート配分を検討し、工事関係車両台数の分散に努める。 ・車両が集中する通勤時間帯には、できる限り工事用資材等の搬出入を行わない。 ・急発進、急加速の禁止及びアイドリングストップ等、エコドライブの実施を工事関係者に徹底する。 ・定期的に会議等を行い、環境保全措置を工事関係者に周知徹底する。 ・必要に応じタイヤの洗浄を行うことにより、粉じん等の発生を防止する。 ・過積載を防止することで過度な排気ガスの発生を防止する。 2) 騒音、振動 ②① 工事用資材等の搬出入 ・工事工程等の調整により、工事関係車両台数を平準化することにより、ピーク時の台数を減らす。 ・工事関係者の乗り合い通勤の徹底を図ることにより、できる限り工事関係車両台数を低減する。 ・工事関係車両が一つのルートに集中しないようにルート配分を検討し、工事関係車両台数の分散に努める。 ・車両が集中する通勤時間帯には、できる限り工事用資材等の搬出入を行わない。 ・重量車・大型車については、住宅地での慎重な運転を行うことにより道路交通振動の低減に努める。 ・急発進、急加速の禁止及びアイドリングストップ等、エコドライブの実施を工事関係者に徹底する。 ・定期的に会議等を行い、環境保全措置を工事関係者に周知徹底する。 10.2-2 (1486)
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