評価の結果 環境影響の回避、低減に係る評価 地形改変及び施設の存在に伴う人と自然との触れ合いの活動の場への影響を低減するための表 10.1.7-7 主要な人と自然の触れ合いの活動の場への影響の予測結果(地形改変及び施設の存在) 環境保全措置は以下のとおりである。 ・風力発電機は、周囲の環境になじみやすいように明度・彩度を抑えた塗色とする。 ・既設のヤード及び管理用道路を可能な限り流用することで、改変面積を最小限にとどめる。 ・変電設備と風力発電施設を接続する送電線については、可能な限り地中埋設とする。 「北海道自然歩道」では施設の稼働に伴う騒音レベルが指針値(残留騒音+5デシベル)を上回ると予測されたが、トイレ休憩や観光、自然鑑賞等を含む一時的な利用にとどまるため影響は小さいものと予測される。 また、上記の環境保全措置を講じることにより、地形改変及び施設の存在に伴う主要な人と自然との触れ合いの活動の場への影響は、実行可能な範囲内で影響の低減が図られているものと評価する。 調査地点 H1 パンケ沼園地 H2 幌延ビジターセンター H3 北海道自然歩道 天塩川 (カヌー下り) H4 サロベツ川 (カヌー下り) H5 注:1.表中の調査地点番号は、図 10.1.7-1に準ずる 2.残留騒音の昼間の時間区分は、「騒音に係る環境基準について」(平成10年環境庁告示第64号)に基づく区分(昼間:6時~22時、夜間:22時~翌日の6時)を示す。 3.残留騒音は、四季の最低値から最高値を示した。 地点名 本地点に事業の実施による直接的な改変は及ばず、最寄りの新設の風力発電機からは約6.5kmの離隔が確保されていることから、場の質的変化の程度、利用特性の変化は小さいものと予測される。 本地点に事業の実施による直接的な改変は及ばず、最寄りの新設の風力発電機からは約4.3kmの離隔が確保されていることから、場の質的変化の程度、利用特性の変化は小さいものと予測される。 本地点に事業の実施による直接的な改変は及ばず、最寄りの新設の風力発電機からは約0.2kmの離隔である。 本地点における施設の稼働に伴う騒音レベルは、残留騒音が46~50デシベル(昼間)、45~50デシベル(夜間)であり、風力発電機寄与値が56デシベルであることから、指針値である残留騒音+5デシベルを上回ると予測する。 しかし、本地点はツーリングやドライブ途中のトイレ休憩や観光、自然鑑賞等一時的な利用にとどまるため、利用特性に大きな変化を与えないことから影響は小さいものと予測される。 本地点に事業の実施による直接的な改変は及ばず、最寄りの新設の風力発電機からは約0.9kmの離隔が確保されていることから、場の質的変化の程度、利用特性の変化は小さいものと予測される。 本地点に事業の実施による直接的な改変は及ばず、最寄りの新設の風力発電機からは約1.7kmの離隔が確保されていることから、場の質的変化の程度、利用特性の変化は小さいものと予測される。 質的変化の程度 予測結果 10.1.7-19 (1469)
元のページ ../index.html#19