調査整理・解析影響予測 イ. 鳥類群集を典型性の注目種等とした生態系への影響予測の考え方 典型性注目種等として選定した鳥類群集について、生息環境の質を可能な限り定量的に評価することにより、対象事業の実施による鳥類群集の生息環境への影響を定量的に評価することとした。 鳥類群集の調査、予測及び評価の手順を図 10.1.5-45に示す。 図 10.1.5-45 生態系の調査、予測及び評価の手順(典型性:鳥類群集) 鳥類の確認地点の整理 既設風力発電設備の影響内容の確認 環境類型区分毎の生息密度の整理 生息密度の把握 生息状況等への影響予測 典型性の注目種(鳥類群集)に対する影響予測 鳥類群集調査 空中利用種の生息状況整理 評価 飛翔高度の把握 餌資源量の分布把握 餌資源量調査 (昆虫類調査、 植生調査) 餌資源量を環境類型区分毎に整理 餌資源量への 影響予測 植生調査 現存植生の把握 環境類型区分の抽出 事業計画 10.1.5-75 (1295)
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