上位性の注目種の条件項目に対する候補種の適合状況は表 10.1.5-8に示すとおりであり、現地調査で確認された中型・大型哺乳類及び猛禽類の中から条件項目に最もよく適合したチュウヒを上位性の注目種に選定した。 評価基準 調査地域に周年生息する。 調査対象地域の主要な生態系(草地、樹林等)において、食物連鎖の上位に位置する。 行動圏の広さが、事業実施による影響を的確に把握するのに適している。 対象事業実施区域及びその周辺域への依存性が高い。 対象事業実施区域の環境改変により影響を受ける可能性がある。 風車が稼働する空間の利用が制限され影響を受ける可能性がある。 調査がしやすく、分布、生態を把握する上で調査すべき情報が得やすい。 選定結果 エゾクロテン エゾヒグマ × △ オジロワシ ○ △ ○ △ ○ × ○ × △ × × × △ △ - - 表 10.1.5-8 上位性の注目種の条件項目の選定結果 注:凡例 ○:条件によく適合している △:やや適合している ×:適合していない キタキツネ ○ ○ ○ ○ △ × ○ - チュウヒ × ○ オオタカ × ○ ○ ○ ○ ○ ○ △ × ○ × ○ ○ ○ ○ ○ ○ - 選定 - ノスリ ハヤブサ × ○ × ○ ○ ○ △ △ △ △ ○ ○ ○ ○ - - 10.1.5-12 (1232)
元のページ ../index.html#12