評価の結果 環境影響の回避・低減に関する評価 造成等の施工による重要な種、重要な植物群落、外来植物への一時的な影響並びに地形改変及び施設の存在による重要な種及び重要な植物群落への影響を回避・低減するための環境保全措置は次のとおりである。 <造成等の施工による一時的な影響> 改変区域(作業道等)が近接する希少種の生育地では、必要に応じロープ等で囲い、注意看板を設置するなど、誤って生育地が改変されないよう配慮する。 クは6~8月頃)に刈り取り、個体数が少ない場合は抜き取りを行う)を実施する。 うとともに、場内への入り口において工事車両等のタイヤの洗浄を行う。風力発電機の設置及び搬入路の敷設に伴う樹木の伐採や改変は、必要最小限にとどめる。また、作業ヤードとしての造成範囲は、必要最小限にとどめる。 る。トイレは、汲み取り式又は浄化槽の設置等により適切に処理する。 <地形改変及び施設の存在並びに施設の稼働> 既存のヤード及びアクセス路を管理用道路等として可能な限り活用することで、改変区域を最小限にとどめる。 除を継続する。 象事業実施区域内ですべて処理を行い、土捨場の設置や場外への搬出は行わない。 これらの環境保全措置を講じることにより、造成等の施工による重要な種、重要な植物群落及び外来植物への一時的な影響並びに地形改変及び施設の存在による重要な種及び重要な植物群落への影響は、実行可能な範囲内で影響の回避・低減が図られているものと評価する。 外来植物(オオハンゴンソウ、フランスギク)の分布域拡大予防のための環境保全措置として駆除(種子結実前で開花期にあたる時期(オオハンゴンソウは7~8月頃、フランスギ 外来種全般の分布拡大の予防として、オオハンゴンソウを含む外来種を持ち込まないように、工事に際しては、付着した土などを洗い流した土木工具や作業靴を使用して作業を行 土砂の流出を防止する対策として、適切な場所に土砂流出防止柵を設置する。 発生する生活排水(手洗い用の水等)は少量であるため、浸透桝等を設けて適切に処理す 工事関係者の改変区域外への不要な立ち入りは行わない。 定期的に会議等を行い、環境保全措置を工事関係者に周知徹底する。 オオハンゴンソウについて工事完了後の花期(夏)に改変区域内のモニタリングを月1回以上行い、侵入が確認された場合には駆除を行う。さらにその後1年間モニタリング・駆 造成・基礎工事で発生する掘削土等は、原則として埋め戻しや引き均し、盛土等により対10.1.4-54 (1220)
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