幌延_評価書_10章1.3 環境影響評価の結果(動物)【公開版】
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(イ) 定点観察調査(空間飛翔調査の結果を含む) 渡り鳥調査における定点観察調査は、猛禽類調査と兼ねて実施した。また、ここでは空間飛翔調査結果のデータも合わせて解析を行った。 渡り鳥調査及び空間飛翔調査において、留鳥や繁殖を行っている個体、渡りではない移動中の個体の結果を除き、渡りを行っていると考えられる個体の結果のみを集計し、表 10.1.3-45に整理して示した。また、飛翔高度別の確認個体数について、表 10.1.3-46に示した。 渡り鳥調査における定点観察調査及び空間飛翔調査では、10目28科105種の鳥類が確認され、合計248,535個体が確認された。 なお、小型鳥類については、各地点で重複カウントしているものを含めた延べ数である(南北に最大6地点、調査地点を設けているため、同じ群れをカウントしている場合がある。特に小鳥類は互いに同じ群れかの確認を行うことが難しいため、重複カウントは考慮せずに記録を行っている。大型の猛禽類やガンカモ類、ハクチョウ類については、重複しないよう記録を行った)。 確認個体数が多かったのはヒガラで、158,760個体確認された。うち約13万個体は2019年10月に確認されたものである。次いで個体数が多かったのはマガンで20,923個体、次いでマガン属の一種が7,135個体、アオジが6,719個体、ヒシクイ(亜種不明)が5,550個体であった。 飛翔高度別にみると、個体数の多かったヒガラ、マガン、マガン属の一種、ヒシクイ(亜種不明)では、高度Mの飛翔が比較的多く確認された。 10.1.3-98 (596)

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