幌延_評価書_10章1.3 環境影響評価の結果(動物)【公開版】
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当該ページには非公開情報が含まれる。 (イ) 繁殖状況調査 希少猛禽類調査のうち、調査地域及びその周辺で繁殖が確認されたのは、オジロワシ、チュウヒの2種であった。 <オジロワシ> オジロワシについては調査地域内に2つがい(Aペア、Cペア)、調査地域外で4つがい(Bペア、Dペア、Eペア、Fペア)の生息が確認された。オジロワシの経年繁殖状況について表 10.1.3-39、営巣木の確認状況について表 10.1.3-40に、つがいの分布状況について図 10.1.3-22に示した。なお営巣地の踏査については、現地調査において調査地域内でエゾヒグマが目撃されたことや、周辺でも出没の情報があったことから、林内への立ち入りは危険と判断し、林外からの目視による確認としたため、一部の営巣地については十分な情報が得られなかった。 Aペアは、2020年繁殖期には00000000000000000000000000000000000000000000000000000000繁殖行動は確認されなかった。2021年繁殖期は交尾が確認されたが、既知の営巣木への出入りは確認されず、ごく近くに新たに巣を作っていた可能性が考えられる(営巣地は未確認)。 Bペアは、2020年繁殖期、2021年繁殖期ともに抱卵または造巣のみが確認され、繁殖活動を中断したと考えられる。 Cペアは、2020年繁殖期、2021年繁殖期ともに幼鳥の巣立ちが確認され、繁殖成功が確認された。 Dペアは、2020年繁殖期には繁殖行動が確認されなかったが、2021年繁殖期に幼鳥が確認され、繁殖成功が確認された。 Eペアは、2020年繁殖期は幼鳥の巣立ちが確認され、繁殖成功が確認されたが、2021年繁殖期は抱卵まで確認され、その後、繁殖中断が確認された。 Fペアは、2021年繁殖期に巣材運びで存在が確認され、抱卵まで確認されたが、その後に繁殖を中断したと考えられる。 10.1.3-85 (583)

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