m m m/s 日 渡り期(春4～5月、秋9～10月)とした。 時間 時間 予測のための諸元 環境省モデル 予測衝突数 既設 球体モデル 注：1.全長・翼開長及び飛翔速度は、「鳥類衝突モデル表5野鳥の大きさと速度（風車用）」とうほく環境研ホームページ（http://www.tokanken.jp/?page_id=2345）（2021年11月閲覧）に掲載されているキジバト、ツグミ、ムクドリ、ホオジロ及びスズメの平均値を用いた。 2.回避率は、Use of Avoidance Rates in the SNH Wind Farm Collision Risk Model（Scottish Natural Heritage, 2010）に従っii. レーダー調査 ブレード等への接触に係る影響予測では、対象事業実施区域内を高度Mで飛翔した渡り鳥について、予測衝突回数の算出を行い定量的な予測を行った（表 10.1.3-147参照）。予測衝突回数を推定する手法として、環境省モデル及び球体モデルを使用した。 既設の風力発電機及び新設の風力発電機について、春の渡り期（2021年、2022年）と秋の渡り期（2020年）の衝突例数の予測を行った。 新設風力発電機の予測衝突数は、環境省モデルで0.444飛跡～9.510飛跡、球体モデルで2.081飛跡～44.575飛跡であった。 既設風力発電機の予測衝突数は、環境省モデルで0.518飛跡～14.870飛跡、球体モデルで1.495飛跡～42.928飛跡であった。 既設風力発電機周辺は既に渡り鳥が回避している状態を確認したことになる。このため、既設風力発電機に対する予測衝突数は過小評価となっている。また、新設風力発電設備の予測では、既設風力発電設備を避けた飛跡が、新設風力発電設備の回転域と重なることから、年間予測衝突数は過大評価となっていると考えられる。 バードストライク対策として、忌避音の発生等の対策を行うことにより、渡り鳥のブレード等への接触による影響は低減できるものと予測する。 表 10.1.3-147 春季及び秋季における衝突例数の予測結果（渡り鳥） た。 項目 全長 翼開長 平均飛翔速度 対象種の滞在期間 日あたりの観察時間 対象種の日あたりの活動時間 回避率 全5基 新設 1基あたり 全28基 既設 1基あたり 全5基 新設 1基あたり 0.416 全28基 1基あたり 0.053 春季 春季 (2021) (2022) 0.22 0.36 14 60 24 60 24 98 0.444 9.510 0.089 1.902 0.518 14.870 0.018 0.531 2.081 44.575 8.915 1.495 42.928 1.532 秋季 (2020) 単位 60 % 夜間の回避率は日中と同様と仮定した。 1.026 0.205 0.617 0.022 飛跡/季節 4.807 0.961 1.780 0.064 備考 10.1.3-600 (1098)
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