表 10.1.3-53 レーダー調査における確認飛跡数(2022年5月) 東西方向回転レーダーにより記録された、風車群周辺における渡り鳥の飛翔状況の結果を(ⅰ)時刻別、(ⅱ)飛翔高度別、(ⅲ)東西方向距別に示す。なお、地表及び風車群の影響により高度150m以下の飛跡は一様にノイズの影響が見られた。この影響を補正するため、飛行高度については補足的に実施した南北方向回転レーダーの調査結果より以下のように算出した推定値を用いた。推定方法のイメージを図 10.1.3-25及び図 10.1.3-26に示す。 A) 南北方向回転レーダーにおいて、飛跡の最大高度から地表付近まで飛跡データが記録できている範囲を対象。 B) A)の範囲における高度150m以上の飛跡確認例数と高度50m~100m、100m~150mの飛跡確認例数との比率をそれぞれ1時間毎に算出。 C) 同一時間帯の東西方向回転レーダーの、高度150m以上の飛跡確認例数とB)で算出した比率から、東西方向回転レーダーにおける高度50m~100m、100m~150mの飛跡確認例数の推定値を算出。 D) なお、地表からの反射の影響を強く受けるため、高度0m~50mの飛跡は除外して集計した。 補正に用いた範囲の南北方向回転レーダーによる飛跡数を図 10.1.3-27、図 10.1.3-28に示した。 注: 5時~17時台を昼、18時~4時台を夜として整理した。 日付 2022/05/15 2022/05/16 2022/05/17 2022/05/18 2022/05/19 2022/05/20 総計 昼 夜 4,215 6,271 13,161 20,767 9,722 11,169 65,305 64 1,123 2,046 12,231 7,759 13,720 36,943 総計 4,279 7,394 15,207 32,998 17,481 24,889 102,248 10.1.3-108 (606)
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