幌延_評価書_10章1.2 環境影響評価の結果(その他_地形地質)
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○砂丘保全のための観点 ・専門家の立場としては今後も地下の地層、地形が調べることが出来るように、可能な限り不可逆的な改変をしないことが望ましい。ただし、安全面優先で地下を利用することは理解できる。表層5m程度は埋土である可能性があるとのことであったが、盛土・埋土ではなく天然の堆積物が露出する部分も多く、地下20m程度まで杭を打つ場合にその範囲に含まれる浅い部分から天然の地形・地質であることに留意する必要がある。 ・サロベツ原野の西端に位置しており、海側は改変されている部分も多いが、国立公園内など改変されていない部分についてはできる限り保全していく必要がある。また、天塩川の河口の砂州と合わせて考えると、その起源を把握する上でも情報源になると考えられる。 10.1.2-14 (496)

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