④ 環境騒音の状況(既設の風力発電機稼働時) a. 現地調査 (a) 調査地域 対象事業実施区域及びその周辺の内、施設の稼働に係る騒音の影響を受けるおそれがあると認められる地域とした。 (b) 調査地点 図 10.1.1-16に示す調査地域の内、住宅等の分布状況を考慮し、地域を代表すると考えられる2地点とした。 (c) 調査期間 年間の代表的な風況における環境騒音が把握できる時期とし、天塩地域気象観測所において主に南側の風向が卓越する夏季、南西側の風向が卓越する秋季、風が強い冬季及び南南西の風が卓越する春季の4季(有効風速範囲における3日間以上)とした。 夏季:令和2年8月2日~9日 秋季:令和2年10月2日~8日 冬季:令和3年2月20日~24日 春季:令和3年5月16日~20日 (d) 調査方法 「風力発電施設から発生する騒音等測定マニュアル」(環境省、平成29年)に定める測定方法に準拠し、調査結果の整理及び解析を行った。なお、除外音処理は、「風力発電施設から発生する騒音等測定マニュアル」(環境省、平成29年)に基づき行った。 既設の風力発電機稼働時の騒音(風車騒音)は、一時的に近隣を通過する自動車・航空機の発生騒音や、防災無線、緊急車両等の人工音、雷等の自然現象に伴う音等の一過性の音、生物の鳴き声等を除去して求めた。 10.1.1-45 (417)
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