2) 予測及び評価の結果 ① 工事の実施 a. 工事用資材等の搬出入 (a) 環境保全措置 工事用資材等の搬出入に伴う振動の影響を低減するため、以下の環境保全措置を講じる。 ・工事工程等の調整により、工事関係車両台数を平準化することにより、ピーク時の台数を減らす。 ・工事関係者の乗り合い通勤の徹底を図ることにより、工事関係車両台数を低減する。 ・工事関係車両が一つのルートに集中しないようにルート配分を検討し、工事関係車両台数の分散に努める。 ・車両が集中する通勤時間帯には、できる限り工事用資材等の搬出入を行わない。 ・重量車・大型車については、住宅地での慎重な運転を行うことにより道路交通振動の低減に努める。 ・急発進、急加速の禁止及びアイドリングストップ等、エコドライブの実施を工事関係者に徹底する。 ・環境保全措置を工事関係者に周知徹底する。 (b) 予測 ア. 予測地域 主要な交通ルートである道道972号浜里下沼線、道道444号稚咲内豊富停車場線の沿道とした。 イ. 予測地点 現地調査を実施した道道972号浜里下沼線、道道444号稚咲内豊富停車場線の2地点とした(図 10.1.1-31)。 ウ. 予測対象時期 予測対象時期は、図 10.1.1-33に示す工事関係車両の小型車換算交通量(小型車交通量+大型車交通量×13、大型車の小型車換算係数13は「旧建設省土木研究所提案式」による)が最大となる時期とし、基礎コンクリート打設の生コン車、コンクリートポンプ車、トレーラー搬入時とした。 10.1.1-104 (476)
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