幌延_評価書_10章1.1-1 環境影響評価の結果(大気環境)大気質
4/38

b. 現地調査 (a) 地上気象(窒素酸化物調査時) ア. 観測地点 対象事業実施区域周辺の2地点(沿道1、沿道2)とした(図 10.1.1-1)。 イ. 観測期間 夏季:令和2年8月3日~8月9日 秋季:令和2年10月4日~10月10日 春季:令和3年5月16日~5月22日 ウ. 観測方法 「地上気象観測指針」(気象庁)に基づき、風車型風向風速計を使用して、風向及び風速の観測を行った。 エ. 観測結果 (ア) 観測結果の概要 対象事業実施区域周辺の天塩地域気象観測所における観測結果の概要は、表 10.1.1-3(1)に示すとおりである。 期間平均風速は3.3m/s、最大風速は8月7日14時に観測された10.5m/s(SSW(南南西))であった。全期間の最多風向はE(東、12.5%)であった。対象事業実施区域周辺2地点(沿道1,沿道2)における観測結果の概要は、表 10.1.1-3(2)に示すとおりであり、期間中の平均風速及び最大風速は、沿道1では2.3m/s及び8.0m/s(SSW(南南西))、沿道2では2.3m/s及び6.7m/s(E(東))であった。全期間の最多風向は、沿道1ではENE(東北東、18.3%)、沿道2ではE(東、15.1%)であった。 表 10.1.1-3(1) 地上気象現地調査結果の概要(天塩地域気象観測所) 表 10.1.1-3(2) 地上気象現地調査結果の概要(沿道1、沿道2) 調査項目 最大風速時の風向 最多風向の出現率 注:1.全期間の最大風速は期間を通じての極値を、最多風向は期間最多風向を示す。 2.上表は小数点第2位以下を四捨五入した数値である。 調査項目 平均風速 最大風速 最多風向 2.上表は小数点第2位以下を四捨五入した数値である。 2.5 7.3 S E 19.0 調査期間 平均風速 最大風速 最多風向 調査期間 夏季 秋季 春季 全期間 夏季 秋季 春季 全期間 m/s m/s 最大風速時の風向 - - 最多風向の出現率 % 注:1.全期間の最大風速は期間を通じての極値を、最多風向は期間最多風向を示す。 3.7 3.0 10.5 10.2 SSW SW E 14.9 17.3 2.6 2.3 1.9 7.8 8.0 SSW 8.0 SSW S SSW 17.2 ENE 18.3 ENE 29.2 夏季 秋季 m/s m/s - - % 沿道1 3.3 9.1 S E NE,SE,SSW 11.9 2.5 2.3 6.7 6.4 E NW ENE 20.8 E 22.0 春季 沿道2 全期間 3.3 10.5 SSW E 12.5 2.0 2.3 5.3 6.7 W E ENE 20.2 E 15.1 10.1.1-4 (376)

元のページ  ../index.html#4

このブックを見る