幌延_評価書_6章 方法書についての意見と事業者の見解
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意見 13 14 15 16 17 18 19 20 3.P276の「バットディテクター調査」と「捕獲調査」はすべてを3名で行うことは不可能ではないか。別々に実施した方が調査としては丁寧である。 4.P276の「バット・バードストライク」において、9月・10月の調査頻度が他の月と異なっているが、その理由を示すこと。 5.P276の「バット・バードストライク」において、9月・10月の調査頻度が他の月と異なっているが、当該地域におけるコウモリ類の移動等はこれまでの研究からもっと早い時期から起こっていると考えられる。そのことを十分踏まえて7月と8月も頻度を上げて早期の死骸探索を行うべきである。 6.P269の「③バット・バードストライク」の9-10月(7-10月)調査頻度は、「月1回5日間連続」ではなく、調査を分散させ、定量的調査の観点から他月の調査日数と同様の「1回3日程度」とするべきである。ただし渡りの時期と考えられる時期(7-10月)は「月2回」実施するべきである。 7.コウモリ類調査については十分な経験と知識を持った者による適切な調査、予測評価、保全措置を行い、専門家の助言を得ること。 8.既設の風力発電機はライトアップされているのか。 既設風力発電機では、ライトアップは実■1.意見は要約しないこと 意見書の内容は、貴社側の判断で要約しないこと。要約することで貴社の作為が入る恐れがある。 事業者見解には、意見書を全文公開すること。また同様の理由から、以下に続く意見は「ひとからげ」に回答せず、「それぞれに回答すること」。さらに本意見書の内容について「順番を並び替えること」も認めない。 ■2.コウモリ類の保全措置として「稼働制限」を実施して欲しい 国内では、すでに多くの風力発電事業者が、コウモリ類の保全措置としてフェザリング(風力発電機のブレードを風に対して平行にし回転を止めること)やカットイン風速(発電を開始する風速)を上げるなどの稼働制限を行うことを表明した。本事業者も必ず実施して頂きたい。 一般の意見 「10.1.3 動物 (1) 重要な種及び注目すべき生息地(海域に生息するものを除く) 1)調査結果の概要 ①哺乳類の状況 b.現地調査 (c)調査期間」に記載の日程で調査を実施いたしました。 渡り鳥が多数通過する時期であること、並びに専門家等へのヒアリングによりコウモリ類の移動のピークが8月後半から9月と指摘されていることを踏まえ、この時期に集中的・連続的な調査を実施することにより、死骸の持ち去りによる影響も勘案して渡り期におけるバット・バードストライクの発生状況を把握しました。「10.1.3 動物 (1) 重要な種及び注目すべき生息地(海域に生息するものを除く) 1)調査結果の概要 ②鳥類の状況 b.現地調査 (c)調査期間」に記載の日程で調査を実施いたしました。 コウモリ類の調査は十分な経験と知識を有する調査員によって実施し、「10.1.9 専門家へのヒアリング」で得られた専門家の助言も踏まえて予測及び評価を実施しました。 施しておりません。 ご意見は要約せず記載しています。また、個々のご意見に対して並び替えをせずに回答しています。 フェザリング及びカットイン風速の値を上げることについては、バットストライクの影響は小さいと考えられたため、現時点で実施する予定はございません。しかしながら、この予測には不確実性が伴うため、バットストライクに関する事後調査を実施し、その結果を踏まえ、必要に応じて専門家の助言や指導を仰ぎ、環境保全措置を検討いたします。 事業者の見解 6-7 (261)

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