本ページの内容は、計画段階環境配慮書に示したものである。なお、配慮書に係る関係機関との協議等を踏まえて修正した箇所をゴシック体で表記した。 4.3 調査、予測及び評価の結果 4.3.1 騒音及び超低周波音 (1) 調査 1) 調査手法 事業実施想定区域及びその周辺における環境の保全について特に配慮が必要な施設（学校、保育所・幼保連携型認定こども園、病院・有床診療所、図書館、特別養護老人ホーム）及び住宅の分布状況を既存資料により調査した。 2) 調査地域 調査地域は、事業実施想定区域及びその周辺とした。 3) 調査結果 事業実施想定区域及びその周辺には、環境の保全について特に配慮が必要な施設（学校、保育所・幼保連携型認定こども園、病院・有床診療所、図書館、特別養護老人ホーム）は存在しない。住宅の分布状況については、図 4.3-1に示すとおりである。 (2) 予測 1) 予測手法 予測地域内にある住宅について、事業実施想定区域の端部からの距離を0.5km間隔で示すとともに、距離帯別の施設数及び戸数を算出した。 2) 予測地域 「風力発電施設に係る環境影響評価の基本的考え方に関する検討会報告書」（環境省、平成23年）に示されている風力発電所からの距離と騒音レベルの関係を試算した例等を踏まえ、風力発電機による騒音の影響を十分に含む範囲として、事業実施想定区域の端部から2kmの範囲とした。 3) 予測結果 事業実施想定区域の端部から2kmの範囲における住宅の分布状況は、図 4.3-1に示すとおりであり、A案（2,000kW級×11基）、B案（3,000kW級×7基）、C案（4,000kW級×6基）ともに、事業実施想定区域から2kmの範囲には住宅は存在しない。なお、3案ともに事業実施想定区域から最も近い施設までは約7.5km、住宅までは約3.9km離れている。 4-5 (185)
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