景観の状況 主要な眺望点 「国立・国定公園内における風力発電施設の審査に関する技術的ガイドライン」(環境省、平成 3.1.6 景観及び人と自然との触れ合いの活動の場の状況 対象事業実施区域の西側には日本海が広がっており、対象事業実施区域の周辺は利尻礼文サロベツ国立公園に指定されている。 25年)では、眺望への支障の可能性がある垂直見込角について、0.5°以上の場合としている。本事業における計画段階の風力発電機の高さは142.5mであり、風力発電機から約16.3kmで垂直見込角が0.5°になると想定される。これを踏まえ、主要な眺望点については、対象事業実施区域の端部から16.5kmの範囲を調査地域とした。 調査地域内の眺望点は、表 3.1-39及び図 3.1-20に示すとおりであり、主要な眺望点としてサロベツ原野駐車公園など9地点、日常的な視点場として国道232号の1地点が存在している。 No. 主要な眺望点 1 サロベツ湿原センター 2 砂丘のえき 3 名山台展望公園 4 パンケ沼園地 5 幌延ビジターセンター 6 北緯45度モニュメント 日本海、利尻山 7 サロベツ原野駐車公園 8 天塩川河川公園 9 鏡沼海浜公園 10 国道232号 表 3.1-39 主要な眺望点の状況 主要な眺望点から見える眺望景観 サロベツ原野、 利尻山 日本海、利尻山 サロベツ原野、 利尻山 パンケ沼、 利尻山 サロベツ原野、 利尻山 日本海、利尻山、 サロベツ原野 天塩川、日本海、 利尻山 鏡沼、天塩川、 日本海、利尻山 利尻山 資料:1.「地域の良好な景観資源及び主要な展望地リスト」(北海道) 2.「利尻礼文サロベツ国立公園」(環境省、平成27年) 3.「幌延町・豊富町ドライブマップ」(国道40号幌延~豊富協働型道路マネジメント会議) 4.「サロベツ時間×サロベツスマイル」(豊富町、豊富町観光協会、幌延町・幌延町観光協会) 5.「HOKKAIDO TESHIO GUIDE MAP」(天塩町、平成30年) 約1kmの木道があり、途中の展望デッキからは利尻山を見ることができる。 海の向こうの利尻富士や夕焼けなどダイナミックな景観を楽しめる。 サロベツ原野と利尻富士を一望できる展望台。 渡りの時期に多くの水鳥を観察できるほか、沼越しに利尻山を眺めることができる。 2階の展望室からはサロベツ原野とその向こうにそびえる利尻山を望むことができる。 海に浮かぶ利尻山や夕日など、ドラマチックな景観が楽しめる。 海側には利尻山を、陸側にはサロベツ原野を見ることができる。 目の前にゆったりと流れる天塩川、その向こうには日本海と利尻富士も一望できる。 天塩川、日本海、鏡沼という3つの水辺に恵まれた自然環境。洋上には利尻富士が浮かぶ。 道路沿道から利尻山を望むことができる。 概 要 資料 1,2 3 1,3 2 1,2 4 4 5 5 - 3-68 (112)
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