12-jyunbisyo
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本ページに記載した内容は、環境影響評価方法書に記載したものである。 表 12.1-1(1) 北海道知事意見に対する事業者の見解 北海道知事の意見 (2) 北海道知事の意見に対する事業者の見解 北海道知事の意見に対する事業者の見解は、表 12.1-1に示すとおりである。 本事業は、宗谷管内幌延町で平成15年から運転されている「オトンルイ風力発電所」(最大出力21,000kW、28基。以下「既設風力発電所」という。)の更新を行うものであり、約70haを事業実施想定区域として最大出力は変更せず、既設風車より大型化した6~11基の風車を設置する計画である。 事業実施想定区域は利尻礼文サロベツ国立公園特別地域に囲まれた狭い帯状の地域の一部であり、その東側は、特別地域の中でも特に優れた景観や生態系を維持する目的で指定される特別保護地区に近接しているほか、同区域の周辺にはラムサール条約湿地であるサロベツ原野や重要野鳥生息地(IBA)が存在しているなど、同区域の周囲は自然環境保全上、極めて重要な地域となっている。また、事業実施想定区域及びその周辺はガン類などの渡りの経路となっているほか、同区域の周辺では、オジロワシなど希少猛禽類の繁殖情報がある。さらに、「サロベツ原野の自然景観」や「利尻山を望む景観」などは、利尻礼文サロベツ国立公園における重要な眺望景観となっている。 以上を踏まえ、本事業による環境影響を回避又は十分に低減するため、事業者は次の事項に的確に対応すること。 事業者の見解 - 12-5 (1505)

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